人手不足というが現実は…

人手不足で困ってる…

求人しても応募がない…

昨今、こんなお話をよく耳にします。

確かに少子高齢化の影響で

就労者人口が減っている事実は

間違いありません!

 

でも、だからといって人手不足で

求人に応募がないのでしょうか…?

 

求人に応募がないのは、

雇用対策と社内の就労環境の整備を

怠ってきたツケが一気にきただけだと

私は考えております。

 

その大きな要因は、

雇用側が会社を選ぶ基準が

大きく変わったのではないかと思います。

年間休日が何日だとか…

時給がいくらだとか…

残業があるか否かとか…

働く事自体のいちや考え方が

変わったのではないかと私自身

自問自答する事も多々あります。

 

そんな基準に会社も

合わせていかなければならないのも現実!

でも、

ただ合わせるだけでもいけないものと。

そぅ…少しでもより良い就業環境を整備し

雇用側に選ばれる会社を目指す反面、

会社も雇用者を選択できる

会社づくりを目指すべきだと私は考えます。

与えてもらうから与えるへ

歳を重ねるごとに感じる事があります。

それは、

今まで与えて頂いたことへの恩返し。

 

若い頃に年配・年長者の方から

教えて頂いたり助けて頂いたりと、

たくさんの恩恵を与えて頂いてきました。

自分も50歳を超えた頃からでしょうか・・・

『恩返しをしなきゃ!』って強く想いだしたのは。

 

そのきっかけは、

亡くなって10年が過ぎる父親に受けた恩恵を語る方が私の周りにいることです。

当然、その恩もあって私の事を気にかけてくれる事に触れる度に、

『返した恩は私ではなく次の世代に引き継がれていくんだ・・・』と思えてきた事です。

 

親から受ける恩は直接的なものだけではありません。

周囲に与えていただいてきた恩が、

世代を超えて次の世代に返されていく。

 

これは家族関係ではなく会社関係でも言える事だと。

 

まだまだ何も恩返しのできない私ですが、

少しでも恩返しができるように努力したいと思うこの頃です。

中同協 全国幹事会への参加

今日は午後から東京での

中小企業家同友会の全国幹事会に参加。

全国各地から

200名を超える各地区役員さんが集結し、

各同友会の抱える課題や、

同友会が抱える課題について

四時間以上の討論…

また、

経営環境が大きく変わろうとしている中で

各企業が課題となっている事など

屈託無い議論ができました。

 

私自身も大きな課題として認識しているのが

〝人〟の問題!

働き方改革・外国人労働者・人手不足・

少子高齢化・AI化…など

人と雇用そして就労環境に関する変化が

これからの経営の大きな課題になるものと

私自身は考えております。

 

ただ単に人手不足だから…と

大括りで捉えるのではなく、

求人に対し応募がないのは、

自社の魅力欠如と雇用環境が劣っている…

そんな視点から私は捉えております。

 

経営課題は尽きる事はありません。

緊急性の高い課題から一つづつ

真摯に解決改善に取り組む姿勢と能力が

大きく求められている!

そんな事を気づき学んだ会議でした。

自分の無力さを知る

自分の無力さを知る。

やればやるほど自分の能力の無さを

痛感する事はありません。

反対に言えば、

やらなければ自分の無力さを

感じる事がないという事です。

 

どちらが幸せなのでしょう…

 

人それぞれの考え方や判断は

あると思います。

ただ一つ言えるのは、

自分の無力さを知ってしまった不幸。

知ってしまった以上放置できるでしょうか…

できないんですよね…これが。

 

だから今のままではいけないと、

自分の中で焦りと不安の葛藤が起こる。

ま、その時に現実を受け入れるか否かは

人間の質なんでしょうけど…。

でも、

ある意味人って自分の無力さを知る事が

スタートラインであり、

大きな選択肢の分岐点でもあると思います。

 

一歩を踏み出す。

それは案外、自分の無力さを

知るところから始まるのでは…。

 

いつもと同じように・・・今年のテーマは〝感謝〟

いつもと同じように神社に初詣に行き、

いつもと同じように縁起物の〝熊手〟を購入。

そして、いつもと同じように熊手に願掛けしながら飾りました。

静かに新年が幕明けし穏やかな日が続いております。

大きな事件や事故や災害がない一年になるよう願っているのは

私だけではないものと思います。

 

静かな会社で一人で会社のテーマをなににしようか・・・

そして導き出してのが〝感謝〟の二文字。

忙しい日々を過ごしていると〝感謝する気持ちと余裕〟を忘れがち。

また、〝感謝〟の気持ちが無くなってくると、

態度も言葉遣いも横柄になりがち。

〝してやってる。させてやってる。〟ではなく、

〝してもらってる。させてもらってる。〟の心持ち。

そんな自分自身への戒めの気持ちを含め〝感謝〟ということに致しました。

 

余裕の無い世の中ですから人と人のつながりも希薄になっている昨今、

人に感謝できる人と会社でいれるよう

今更ながら〝感謝〟にこだわってみたいと思います。

2019年 新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

2019年が皆様にとりまして

良き一年となりますよう

心よりご祈念申し上げます。

 

今年は降雪も少なく

穏やかな年明けとなりました。

ただ、景気や世界情勢は

株価の乱高下や米中の貿易摩擦や

近隣国との国交関係の摩擦など

懸念材料が多い

波乱の2019年となりそうです。

 

今年は消費税が10%になるかも…という

景気への大きなマイナス影響も

懸念されますが、

しっかりと地に足をつけた経営を

心がけて精進したいと思います。

 

昨年は災害が多い一年だったので、

今年は穏やかな一年となる事を

心から願っております。

 

急がれる社内ルールの明文化

働き方改革なるものが

言われるようになって早2年。

長時間労働における過労死が引き金となり

就労環境の改善が目的とし

法制化された改革ですが、

ここにきて大きな矛盾を感じております。

 

確かに月に100時間近くもの

残業があるというのは

ちょっと異常だと思います。

でも、多少の残業すら悪的な捉え方も

私は異常な事だと思います。

要は間違った情報が独り歩きし、

各々の勝手な認識と解釈で

都合よく受け止めているように感じます。

 

年間公休に有給取得

確かにお休みが増えるという事は

これからの働き方とし大切なポイントです

ただ、そこには労働生産性と収益性の維持向上という

大切なポイントを兼ね備えなければなりません。

その為の社内ルールの明文化と検証システムは

急務だと私は考えております。

そのルールが整備されない事こそ、

今後の就労トラブルへと繋がる

大きな要因になるものと考えます。

 

経営者にとっての飴は社員にとっての鞭。

経営者にとっての鞭は社員にとっての飴。

そのバランスをとる為のルール

あなたの会社にはルールがありますか?

産地の課題は企業の課題。

産地が景気が悪くて疲弊している。

売り上げの減少が止まらない。

後継者がいなく人手不足。

伝統工芸と言われる産業・産地の課題は

同じような課題と悩みに

直面しているものと!

 

でも、その産地の課題と悩みは

その産地内における

企業の抱える課題と悩みと

必ずしもイコールではありません。

簡単に言うとはマクロとミクロの

課題の違いってところでしょうか。

 

大局的な課題は共通な課題として

誰しもが懸念や心配をしておりますが、

緊急性や深刻さは

各企業で直面している課題に

違いがあるという事です。

ですから、

産地活性化に取り組もうとしても

産地内の企業に温度差が生じ

足並みがそろわず

産地の活性化や改革が進まないのだと

私は思います。

 

優先順位は違えども大局的な課題は

いづれ深刻な問題として

産地企業全てが直面致します。

本当であれば少しでも早く

改革に取り組むべきであると認識しつつも、

企業側も取り組むだけの余裕も

なくなってきているのかもしれません。

 

年を追う事に深刻になる課題を

自社の課題として認識し

取り組めるか否かが

こらからの生き残りの

ポイントだと私は思います。

 

それは大局的な課題として

捉えるのではなく

自社の経営課題として捉えらえ

対処できるか否かが重要です。

 

誰も解決してくれない…

当たり前です。!

だからこそ自分で取り組み解決する努力を

 

 

 

 

時代の流れに逆行はできませんが…

精神的にしんどくなる瞬間…

 

会社に電話をして

〝◯◯さんいるか…〟と問うと、

〝今日お休みです〟との返答。

土曜日は社員が交代で休む日なので、

しようがないといえばしょうがない。

目標として掲げた

有給取得率90%以上という事からも、

お休みが増えることは仕方ない。

 

携帯が普及し

SNSが当たり前となり、

24時間365日容易に繋がれる現状と

逆行するかのように増える休日休暇。

仕事のやり方・考え方を変えないと

会社の存続危機になりうる問題だと

危惧するのは私だけだろうか…。

 

物理的に生産のキャパシティ減少と

お客様に対しての対応力のスピード低下。

会社の経営内容の悪化は、

景気が悪いんじゃなくって、

会社の存在意義・存在価値・存在必要性が

壊れ失われてきているんだと思う。

 

休み休みって…

ほんと働かなくなったよなぁ…と、

〝お休みです〟の言葉を聞く度に

精神的にしんどくなる

弱小企業経営者の私です。

チョット先の課題

各々の会社での課題

各々の業界での課題

社会の変化に伴い発生する課題

そぅ…これから課題となりうるであろう

懸念事項はきっと誰でもお待ちの事と。

厄介なのは、

その課題から目を背け対処しないでいる事

〝憂は小さな芽のうちに…〟

誰でもが重々分かっている事。

でも、なぜ、対処をしないのでしょう…

 

答えは簡単です!

課題を放置し先送りする事に慣れているからです。

言い換えるならば、

先送りが常となるという事は、

緊急で大きな課題に追われチョット先の課題まで

手が回らない状態だという事です。

 

私はよく〝歯車〟に例えて話をしますが、

早め早めに課題に対処する事を心掛ければ、

歯車は良い方向に向かって回転するし、

常に厄介な課題に振り回されていれば

悪い方向に向かって回転すると思います。

 

要は常日頃からの問題意識と課題への取り組み方だと…

私は常に考えております。

そぅ…〝転ばぬ先の杖〟的な。