目的や目標はつくるものではなく、日々の業務の中から見出してくるものです。

〝机上の空論〟という言葉があります。

 

いなったらいいなぁ…こうなったらいいなぁ…

と、願望や妄想は誰でも簡単に描けます。

でも、目標や目的は現実に則し

〝具現化可能な範囲〟でなければならないと

私は思っております。

そぅ…〝努力いかんでなんとかなる!〟の範囲内

ですので、

目標や目的は徐々にステップアップしていくものと…

言いかえるなら、〝突拍子もない目標や目的〟は

意味のないものと。

 

ビジョンや夢や希望は大切です!

時には妄想も必要だと思います!

でも、それらは〝現状の中から〟

描き見出すものだと…。

〝やれたらやる〟はやらないって事です。

お願いをした際に、

〝やれたらやるわ…〟と簡単に言う方がいます。

納期に保険をかけて言っている場合が多いのですが、

依頼する方からすれば

こんな〝いい加減で曖昧な返答〟はありません。

 

〝やってくれるのか否か…〟

〝納期に間に合わないのか否か…〟

 

確約がとれない事に対する不安は

その人への疑心暗鬼、不信にもつながります!

 

例えば幹事役をされて出欠確認をした時、

〝行けたら行くわ〟って言う返答に

困ったことはないですか…

〝来るのか来ないのか…〟予約しづらいですよね。

まして返答もしないとなれば尚更…

それと一緒です!

 

返答は白黒ハッキリと!それが信用の第一歩だと私は思います。

出張先の夜はスケジュール確認と調整タイム

車での出張が多い私にとって、

スケジュールの確認と調整はとっても大事な作業!

移動時間や不慮の渋滞や事故なども考慮して、

いかに多くのお約束をこなすか!が命題。

 

当然、相手のあることですから、

アポイント〝○時〜○時にお伺いします〟の

お約束を確認して、

お約束の1時間の幅の中で確実に訪問し効率良く商談する!

相手も当然お忙しい訳ですから、

時間厳守とポイントを絞っての商談は

絶対条件と私は考えております!

だからこそ〝時間〟には

自分にも他人にも自ずと厳しくなりがちです。

と言いつつも、

それでもたまに遅刻…になっちゃう事も。

 

折角のご訪問の機会と商談のチャンス!

また今度…って事が無いように

時間に対しコミットメント!

皆さはどれだけスケジュール管理してますか…。

非を認めることから始まる

〝すみませんでした〟

自分の誤りを認め謝罪する事からがスタートです!

 

謝る前に事情説明や言い訳をする方がたまにおりますが、

順序は逆です。

理由はともあれ不利益を与えた事に対し、

先ずは非を認める言動と態度

そして申し訳ないと言う気持ちを表す事が

とても大切です。

 

不利益を与えは方にも〝言い分〟はあろうかと思いますが、

ただ、事実だけを考えれば

結果的に不利益を与えたのですから

何を言ってもそれは〝言い訳〟でしか過ぎません。

 

そして、もう一つ大事なポイントは

その対応のレスポンスです。

事が起こってからの謝罪と対処のスピード

このタイミングは結果を左右します。

 

クレームが生じた時

いかに早くそしてスムーズに対処するかは

〝非を認める〟事から全てが始まります!

やらなきゃ分からない。

やってもいないのに

分かったような事を言う人がいます…

それって本当に〝分かってる〟の…?

ま、自分の経験値で言ってるから

まんざら〝嘘〟ではないんでしょうが、

それはあくまでも、その人個人の経験値。

人が変わればもしかしたら上手くいくかも…

そぅ。人って他人からの意見に

やりもしないで判断している事って

あるんじゃないかと思います。

無駄かも知れませんが、

とりあえずトライしてみる。

成功か失敗かではなく、

やった事による経験値。

それは〝やってみないと分からない事〟

そぅ…失敗はしない事に

こしたことはありませんが、

やってみない事には得られない事って

めちゃくちゃ多いと思うんです…

たとえそれが失敗だとしても。

認識の違いを正す

トラブルやクレームが生じた場合、

誰しも直ぐに対処をするものと思います。

その後で発する言葉…

〝なんとかなって良かった…〟

〝大きなトラブルにならずに良かった…〟

 

いやいや。

十分大きなトラブルになってますから!

だから対処した訳でしょ!

 

人っておかしもので、

その場が取り繕えてしまうと、

問題が生じた事すら忘れてしまう。

問題が生じた事すら無かった事にする。

そして問題を隠蔽しようとする…。

この認識が大きな問題です!

 

何が一番問題が…

それは〝こうすればなんとかなる!〟

といった誤ったノウハウと認識が

個々人に浸透してしまう事です。

 

問題が生じたら

無かったことで誤魔化すのではなく、

再発防止と個人の責務を正す!

これができるか否かが

組織を腐らさないポイントだと

私は思っております。

一度で済ます。

あ、間違えた…直ぐやり直します。

誰しも間違えないように

注意はしているものと思いますが、

結果として間違えてしまった…

〝やり直します!〟

それは当たり前のこととして、

考えなければならないのは、

やり直しをする為の時間と経費のロス。

〝やり直したんだからいいでしょう!〟

〝大きな問題にならなくて良かった!〟

と思っているのは当の本人だけ。

そこには時間と経費のロスが

加味されていない…

おまけにやり直しとなると、

1度目以上に時間がかかる…なんて事も。

 

そぅ、大事なことは

〝一度で済ます!〟ということ。

その為には自分の勝手な判断や思い込みを

なくす事に注力するべきだと私は思います。

 

重要度合いと緊急度合いの判断

どのご依頼も重要で緊急です。

当たり前といえば当たり前ですが、

その上で〝あえて優先順位をつける〟事を意識してみては・・・

 

お聴きした要件・物件から順番に・・・

当たり前と言えば当たり前のように聞こえますが、

実は、処理側の事務的で安直な判断基準でしかありません。

というのは、案件には重要性と緊急性があります。

それを〝聴いた順番で〟といっていたら、

〝機を逃してしまう〟という結果になる経験は、

誰でも一度は経験しているものと・・・。

 

お聴きした要件・物件から順番に・・・

道理からすればごく当たり前の事ですが、

〝あえて優先順位をつけ〟事にあたる事を

意識してみてはいかがでしょうか・・・

それは反対に、

処理側の処理能力の高さと臨機応変さが

要求されるという事でもありますが・・・

 

お聴きした要件・物件から順番に・・・という言葉は

実は処理側が楽をしている、思考が停止している

と言えるかもしれません。

半歩の忖度

相手のことを考え気をまわす…

程良い気遣いや気をまわす事は、

人間関係においてとても大切な事です。

でも、時として

気を使い過ぎたり、気をまわし過ぎると

マイナスに働く事もあります。

 

そぅ…勝手な言い分ですが、

チョットだけの気遣い。

私はこれぐらいが丁度良いのではないかと

思っております。

別の言い方をするならば、

〝してやったのに!〟って思わない程度。

だって、

して下さいって頼まれた訳じゃないし、

自分が好きでやった事ですから…。

 

ほどほどの気遣い。

人間関係も気遣いも程々がちょうどいい。

 

 

表裏の舞台

人には向き不向きががあります。

表舞台でパフォーマンスが得意な人。

裏方として事務的にキッチリやる人。

そんな二人が両輪としてパートナーを組めた時、

結果って案外容易に出せると私は思っています!

 

表裏一人二役って方もたまにはおられる方思いますが、

それは主にプライベート的な場合が多く、

仕事や組織の中では、

やはり協力・協調関係が成り立っているか否かで

成果も大きく変わってくると思います。

 

一見すると表舞台の方が大切に思われるのですが、

私自身は裏方の存在がとても大切だと考えています。

歳を重ねるにつれ〝表にいることよりも裏方に〟

そんなスタンスや意識になってきました。

建物も基礎があってこそ!って考え・感じでしょうか・・・

 

先ずは自分がすべき仕事・知識・技術をコツコツと取り組む。

そして見えないように、見せないように取り組む。

その意識と姿勢が力となり結果に結びつくものと・・・。

表舞台に立つことが大切なのではなくて、

裏舞台でキラッと光る・・・

そんな立ち位置もいいのではと私は思います。