ファジーの排除

人間ってファジーな生き物ですから…

私自身もいい加減で曖昧な部分も多々あります。

でも、仕事に関しては、その〝ファジー〟な部分を

どれだけ排除できるかが課題だと

私自身は考えております。

 

のびのびと仕事がしたい…

和気藹々と仕事がしたい…

社内の雰囲気や仕事の効率からすれば、

社内の人間関係や連携はとても大切です。

ただ、そこに〝曖昧さの容認〟があってはならないものと…

言い換えるなら、一人一人が任されている仕事に対し

キッチリと仕事をこなしてからの雰囲気であり人間関係だと。

 

まずは〝ファジーの排除〟の意識を

社員一人一人に徹底させる事が

会社組織の基礎となるものと!

いい加減と曖昧は、

いづれ会社の信用と信頼の失墜につながり、

更には大きな損害と被害をもたらすと

私は思っております。

力を抜く事を覚える。

実力はあるのに本番になると

ついつい力が入って力が発揮できない。

そんな事を言われたり

経験した事は無いでしょうか?

 

〝手を抜く〟んじゃなく〝力を抜く〟

 

力任せにしたってうまくいきません。

闇雲に懸命になってもうまくいきません。

そんな時はひと呼吸の間合いをとってみる。

そうすると

見ているようで見えていなかった部分が見える。

私もたまにのめり込み過ぎて

周りが見えなくなっている時、

その場から離れるようにしております…。

できれば出張のように会社から一旦離れてみる。

そうする事で冷静にそして第三者的思考で

物事を考えれるものと…。

私の場合は車移動の車中が

シンキングタイム何ですけどね!

力の抜き方は人それぞれてん

自分なりのやり方を見つけてみてはいかがでしょうか?

良い社長とは・・・良い社員とは・・・

良い社長とは・・・良い社員とは・・・どういった人物像なんでしょうか。

立場が違えはおのずと考える理想像は違う物と・・・

ま、一言でいうならば、

自分にとって〝都合のよい人物〟って事ではないでしょうか。

そぅ・・・そんな人はなかなかおりません!

それは個々の理想・妄想の中に存在するのであって、

あくまでも理想である事を双方がしっかりと認識しなければなりません。

なぜ?

簡単な事です!理想と比較されその理想像を求め求められても、

お互いに不幸でしかないからです。

 

〝もっとこうしてくれれば・・・〟と思う事は日常茶飯事。

でも、それを求めても私の分身ではないので、

理解もできないし都合よく行動もしてくれない。

結局は叱責や指導を繰り返しつつ伝えていくしかないものと・・・

ま、社員からすれば社長に言いたい事は倍以上あるかもしれませんけど。

 

良い社長。良い社員。

それは自分が足らない人間である事を常とし

学ぼう、知ろうと、やってみようと挑戦し続け

謙虚でいられ続ける人物なのかもしれません。

それは相手に求めるのではなく、

自分が〝良い〟人物になる事から始まるものと。

 

人手不足というが現実は…

人手不足で困ってる…

求人しても応募がない…

昨今、こんなお話をよく耳にします。

確かに少子高齢化の影響で

就労者人口が減っている事実は

間違いありません!

 

でも、だからといって人手不足で

求人に応募がないのでしょうか…?

 

求人に応募がないのは、

雇用対策と社内の就労環境の整備を

怠ってきたツケが一気にきただけだと

私は考えております。

 

その大きな要因は、

雇用側が会社を選ぶ基準が

大きく変わったのではないかと思います。

年間休日が何日だとか…

時給がいくらだとか…

残業があるか否かとか…

働く事自体のいちや考え方が

変わったのではないかと私自身

自問自答する事も多々あります。

 

そんな基準に会社も

合わせていかなければならないのも現実!

でも、

ただ合わせるだけでもいけないものと。

そぅ…少しでもより良い就業環境を整備し

雇用側に選ばれる会社を目指す反面、

会社も雇用者を選択できる

会社づくりを目指すべきだと私は考えます。

与えてもらうから与えるへ

歳を重ねるごとに感じる事があります。

それは、

今まで与えて頂いたことへの恩返し。

 

若い頃に年配・年長者の方から

教えて頂いたり助けて頂いたりと、

たくさんの恩恵を与えて頂いてきました。

自分も50歳を超えた頃からでしょうか・・・

『恩返しをしなきゃ!』って強く想いだしたのは。

 

そのきっかけは、

亡くなって10年が過ぎる父親に受けた恩恵を語る方が私の周りにいることです。

当然、その恩もあって私の事を気にかけてくれる事に触れる度に、

『返した恩は私ではなく次の世代に引き継がれていくんだ・・・』と思えてきた事です。

 

親から受ける恩は直接的なものだけではありません。

周囲に与えていただいてきた恩が、

世代を超えて次の世代に返されていく。

 

これは家族関係ではなく会社関係でも言える事だと。

 

まだまだ何も恩返しのできない私ですが、

少しでも恩返しができるように努力したいと思うこの頃です。

中同協 全国幹事会への参加

今日は午後から東京での

中小企業家同友会の全国幹事会に参加。

全国各地から

200名を超える各地区役員さんが集結し、

各同友会の抱える課題や、

同友会が抱える課題について

四時間以上の討論…

また、

経営環境が大きく変わろうとしている中で

各企業が課題となっている事など

屈託無い議論ができました。

 

私自身も大きな課題として認識しているのが

〝人〟の問題!

働き方改革・外国人労働者・人手不足・

少子高齢化・AI化…など

人と雇用そして就労環境に関する変化が

これからの経営の大きな課題になるものと

私自身は考えております。

 

ただ単に人手不足だから…と

大括りで捉えるのではなく、

求人に対し応募がないのは、

自社の魅力欠如と雇用環境が劣っている…

そんな視点から私は捉えております。

 

経営課題は尽きる事はありません。

緊急性の高い課題から一つづつ

真摯に解決改善に取り組む姿勢と能力が

大きく求められている!

そんな事を気づき学んだ会議でした。

自分の無力さを知る

自分の無力さを知る。

やればやるほど自分の能力の無さを

痛感する事はありません。

反対に言えば、

やらなければ自分の無力さを

感じる事がないという事です。

 

どちらが幸せなのでしょう…

 

人それぞれの考え方や判断は

あると思います。

ただ一つ言えるのは、

自分の無力さを知ってしまった不幸。

知ってしまった以上放置できるでしょうか…

できないんですよね…これが。

 

だから今のままではいけないと、

自分の中で焦りと不安の葛藤が起こる。

ま、その時に現実を受け入れるか否かは

人間の質なんでしょうけど…。

でも、

ある意味人って自分の無力さを知る事が

スタートラインであり、

大きな選択肢の分岐点でもあると思います。

 

一歩を踏み出す。

それは案外、自分の無力さを

知るところから始まるのでは…。

 

いつもと同じように・・・今年のテーマは〝感謝〟

いつもと同じように神社に初詣に行き、

いつもと同じように縁起物の〝熊手〟を購入。

そして、いつもと同じように熊手に願掛けしながら飾りました。

静かに新年が幕明けし穏やかな日が続いております。

大きな事件や事故や災害がない一年になるよう願っているのは

私だけではないものと思います。

 

静かな会社で一人で会社のテーマをなににしようか・・・

そして導き出してのが〝感謝〟の二文字。

忙しい日々を過ごしていると〝感謝する気持ちと余裕〟を忘れがち。

また、〝感謝〟の気持ちが無くなってくると、

態度も言葉遣いも横柄になりがち。

〝してやってる。させてやってる。〟ではなく、

〝してもらってる。させてもらってる。〟の心持ち。

そんな自分自身への戒めの気持ちを含め〝感謝〟ということに致しました。

 

余裕の無い世の中ですから人と人のつながりも希薄になっている昨今、

人に感謝できる人と会社でいれるよう

今更ながら〝感謝〟にこだわってみたいと思います。

2019年 新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

2019年が皆様にとりまして

良き一年となりますよう

心よりご祈念申し上げます。

 

今年は降雪も少なく

穏やかな年明けとなりました。

ただ、景気や世界情勢は

株価の乱高下や米中の貿易摩擦や

近隣国との国交関係の摩擦など

懸念材料が多い

波乱の2019年となりそうです。

 

今年は消費税が10%になるかも…という

景気への大きなマイナス影響も

懸念されますが、

しっかりと地に足をつけた経営を

心がけて精進したいと思います。

 

昨年は災害が多い一年だったので、

今年は穏やかな一年となる事を

心から願っております。

 

急がれる社内ルールの明文化

働き方改革なるものが

言われるようになって早2年。

長時間労働における過労死が引き金となり

就労環境の改善が目的とし

法制化された改革ですが、

ここにきて大きな矛盾を感じております。

 

確かに月に100時間近くもの

残業があるというのは

ちょっと異常だと思います。

でも、多少の残業すら悪的な捉え方も

私は異常な事だと思います。

要は間違った情報が独り歩きし、

各々の勝手な認識と解釈で

都合よく受け止めているように感じます。

 

年間公休に有給取得

確かにお休みが増えるという事は

これからの働き方とし大切なポイントです

ただ、そこには労働生産性と収益性の維持向上という

大切なポイントを兼ね備えなければなりません。

その為の社内ルールの明文化と検証システムは

急務だと私は考えております。

そのルールが整備されない事こそ、

今後の就労トラブルへと繋がる

大きな要因になるものと考えます。

 

経営者にとっての飴は社員にとっての鞭。

経営者にとっての鞭は社員にとっての飴。

そのバランスをとる為のルール

あなたの会社にはルールがありますか?