物が作れてこその産地

物作りの地域・エリアだからこその産地

でも、今その産地が直面している

職人さんの高齢化、後継者不足、技術の継承問題…

 

〝そんな事は20年も前から分かっていた…〟

何もしなかった訳ではありませんが、

加速度的に進行そして深刻化する問題に

今度どう対処し対応しそして改善していくのか…。

解決なんては到底無理な課題としても目を逸らしてはいられない。

 

〝産地としての原点〟

 

もう一度物を作るという本来あるべき地域・エリアにしなくては…

それこそが産地と言われる地域・エリアの活性化につながるものと

私は信じております。

9/18~9/24までの出張のご案内をさせて頂きます。

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☆出張日程は予定が入り次第・変更次第随時更新致しますので、ご依頼前にご確認をお願い致します。

※対象週間以外のスケジュールご確認はこちらからご確認いただけます

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越前漆器・業務用樹脂漆器 製造メーカー
株式会社 末広漆器製作所
代表取締役 市橋啓一

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漆器表記の現状

一般の方が漆器と聞き連想されるのは木製で漆を塗った物だと思います。

ただ、日本各地にある漆器の産地のほとんどでは

樹脂製の素地に塗料を塗った物を漆器として販売しているのが現状です。

漆器ではなく食器とした方が良いのではないか・・・

製造している私ですら漆器という表記には少なからず疑問を感じています。

 

漆器の産地で製造しているものだから・・・

確かに木製で漆を塗った本来の漆器も製造されておりますが、

産地内で占める割合は産地全体の売り上げからすれば少ない。

生活スタイルが変化し、食洗器などの電化製品の普及により、

より耐久性の高い器の開発が課題となった産地において、

現在のカタチに変化していった経緯から、

樹脂製で塗料塗りの商品であっても〝漆器〟と総称している。

 

伝統工芸としての〝漆器〟と産業としての〝漆器〟は、

これからの産地の将来を考える上で表記方法はもとより、

漆器の位置づけを明確に分けていくべきだと私は考えております。


最後までお読み頂きありがとうございます。

産地活性と地域活性はべつもの

私たちの住んでいる地域は古くから伝統工芸の漆器を生産しております。

木地師・塗師・蒔絵師など・・・多くの職人さんが漆器のお仕事に従事され、

地域全体が漆器の仕事に携わり生計をたてている・・・そんな地域でした。

時代の流れと生活スタイルの変化に伴い漆器の需要は急速に減少し、

産地全体の売上高はピーク時の半分以下という状況です。

そういう状況にともない、販売会社の倒産・廃業、職人さんの転職などなど・・・

漆器従事者は減少し産地の人口も6,000人から4,000人へと約2,000人の人口減となっております。

 

漆器従事者の平均年齢も高齢化し後継者不足は深刻です。

機械設備も当然のことながら老朽化し設備投資もままならないというのが現状です。

伝統工芸だけに家内制手工業の要素が強く生産する数量にも限界が生じ易い事と、

近年、職人さんの廃業や転職などの要因も重なり、

一時に受注が集中すると直ぐにオーバーフローしてしまうのが現状です。

 

その間、産地活性化や地域活性として様々な取り組みがなされ、

現在もいろいろなイベント等を企画して活性化に取り組んでいますが、

産地の活性化、地域の活性化としての効果はなかなか厳しいものがあります。

当然、こうした取り組みがなければ今よりも加速度的に

衰退していったことも間違いありません。

 

そんな中で私が一つ大きな勘違いをしていたのは・・・

〝漆器産地としての活性化が地域の活性化につながる〟と思っていたことです。

 

冒頭ご説明した通り、

この産地は漆器従事者が多く漆器にかかわるお仕事で生計をたてている方が多い地域。

だから、漆器の活性化・受注増こそ地域の方々の収入の潤いになると私自身は思い

取り組んできたつもりだったのですが、

全体としての考えの中では残念ながら少数意見でしかないのです。

そぅ・・・極端な事を言えば、仕事による活性化の発想は、

一企業の私利私欲にしか受け取られないという事なのです。

 

そこで感じたのは〝産地(漆器)活性と地域活性はべつもの〟ということなのです。

漆器の産地としての河和田地区ということと鯖江市の中の河和田地区という観点の違い・・・

 

そういった観点からの取組を今後は再考してみたいと思います。

 


最後までお読み頂きありがとうございます。

産地の将来について考えてみる・・・

斜陽産業といわれる伝統工芸

漆器に限らず様々な伝統工芸が抱える課題は多く大きい。

そんな産地の中でどのように生き残り勝ち残っていくのか・・・

どの企業も個人も暗中模索の中で必死にもがいている。

 

私個人の考えと会社の取り組みについて

そしてこれからの産地の将来について考えてみたいと思います。

 

答えは一つではないものの、

一つのケースとしての思考・取組・結果としてご参考になればと思います。

ま、私自身ここに書きながら自分の思考を見つめ直し思考を深められれば・・・

そんな思で綴っていきたいと思います。

 

多分、いろいろな産業・産地の中でいろいろな取り組みを試行錯誤され、

取り組まれておられる会社や個人の方も多いはず・・・

そんな方々と侃々諤々・・・できたら良いですよね。

 

コメントにて叱咤激励を頂ければ幸いです。

 

 

関連プログ・・・株式会社 遊器屋 http://yukiya-suehiro.com/blog/

9/4~9/10までの出張のご案内をさせて頂きます。

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越前漆器・業務用樹脂漆器 製造メーカー
株式会社 末広漆器製作所
代表取締役 市橋啓一

越前塗りの風呂桶と風呂椅子

福井県鯖江市で漆器製造メーカーを営んでおります

越前漆器製造会社 株式会社末広漆器製作所

越前塗り樹脂製風呂桶・風呂椅子製造メーカー

代表の市橋啓一です。

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2017ホテルレストランショーにて出品させていただきました

越前塗りの風呂桶と風呂椅子のイメージ画像をアップします!

瑞雲塗り(ゴールド)

水面塗り(ワインカラー)

末広漆器ではさまざまなカラーにて風呂椅子・風呂桶を製作しております。

別注・特注での製作にも対応致しておりますので何なりとお問い合わせ下さい。

販売・お問い合わせに関しましては 関連会社の遊器屋の方からお願い致します。

遊器屋ホームページ・・・ http://yukiya-suehiro.com/

商品ラインナップはこちらから・・・http://yukiya-suehiro.com/product_list.html

弊社GFC加工・・・陶器に加工した事例(テレビでのご紹介)

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越前漆器製造会社 株式会社末広漆器製作所

越前塗り樹脂製風呂桶・風呂椅子製造メーカー
株式会社 遊器屋

代表の市橋啓一です。

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〝弊社GFC加工のご紹介〟

GFC加工・・・(glass-fiber  coating)

ガラス質(名の分子化したケイ素やシリカ)の皮膜を

加工対象物の内部に形成し、

撥水効果と防菌・防カビ効果を付加する加工です。

塗料膜のように加工対象物の表面に塗膜を形成するのではなく、

対象物の内部に加工膜を形成致しますので、

見た目は素材感そのままのナチュラルな仕上がりとなります。

今回は地元の越前焼(焼締め)の器に加工させていただきました商品の

ご紹介をテレビで取材頂きました。

弊社GFC加工のご紹介は、番組3分あたりからとなります。

■越前焼(陶器・焼締め)にGFC加工を施した製品の撥水効果の動画です

新商品をせっかく作るのですから改善を・・・ご提案

福井県鯖江市で漆器製造メーカーを営んでおります
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越前塗り樹脂製風呂桶・風呂椅子製造メーカー
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〝新商品をせっかく作るのですから改善を〟

チェーン店のお客様よりお店で使われます吸物椀の新規企画のご相談を頂きました。

既存商品をいろいろと集め、大きさや形状などを検討した結果、

次のような商品イメージを基に新商品を製作することに・・・

越前漆器の吸物椀

その際に私の方からいくつかの改善をご提案!

〝せっかく新しく作るのですか・・・〟という事で。

先ずは3Dプリンターにて製作した石膏サンプルにてご提案

ご提案改善箇所につきましては・・・

■ツマミの部分の直径を2/mm程度大きくして、

高さを1/mm高くしてつまみ易いように改善。

越前漆器の吸物椀 つまみ越前漆器の吸物椀 つまみ2

■本体(親)の高台部分の直径を2/mm程度大きくして安定感を向上。

越前漆器の吸物椀 高台部分1 越前漆器の吸物椀 高台部分2

そして最大の改善箇所は本体(親)どうしが積み重ねた際に

きっちりと安定して積み重なりあうように筋の一部を少しだけ大きく致しました。

越前漆器の吸物椀 本体部分

チョットした改善なのですが積み重ねが安定する事で、

収納性や作業性がかなり向上致します。

新しく金型を製作する場合は、こんな些細な点もご注意いただければと思います。

■改善前と改善後の安定感の比較動画です。

ご参考にしてみて下さい。