修理事例No. 18…木製 長角盆 沈金塗直し

修理のご要望 : お盆の一部が破損して取れてしまっている状態です。沈金の絵を残しつつ修理できませんかとのご依頼を頂きました。

 

修理前の状態 : 縁の部分が割れて完全に取れてしまっている状態です。幸いにも割れたパーツを残してありましたので修理は可能です。

■修理前の画像

 

修理内容について : 割れたパーツを接着し、凹凸になった部分にサビ漆を入れて研ぎ平らな状態に致します。その時に沈金の絵の部分にはみ出ない様慎重に作業をすすめた後、黒漆にて上塗りを施しました。天縁の網代沈金は修理の際に埋めてしまいましたので、新しく加工し直します。

■修理後の画像

天縁に施されておりました沈金のアジロは、

塗り上がり修理後に新しく加工し直します。

 

■新しくアジロ(沈金)を加工を施した画像

修理期間 : 約 2ヶ月

費用 : 30,000円/1 (個)

サイズ : φ600×420×20/mm

 

※その他の修理事例はこちらから・・・https://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

修理事例No. 12・・・木製 ひつまぶしの器

修理事例No. 12

修理のご要望 :
〝食器の修理事例・・・割れてるんだけど大丈夫?〟

うなぎ屋さんでご使用いただいております木製のお櫃

〝ところどころ剥離して木地が見えてるんだけど・・・〟

〝一部に亀裂が入ってしまったんだけど直りますか?〟

とのご相談をいただき修理させていただく事になりました。

修理前の状態 : 画像の通り亀裂が入っている状態で、全体的に木地が見えております。

修理内容について : 亀裂の部分はサビ漆にて修理を施し、全体を研磨した後に摺漆にて塗り仕上げます。

■修理後の仕上がり画像

修理期間 : 約 3週間

費用 :
蓋の修理価格・・・600円

本体修理価格・・・1,000円

本体(割れ修理あり)・・・1,800円

サイズ : φ180×100 /mm

※その他の修理事例はこちらから・・・https://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

漆器組合新役員にて…始動

今日は越前漆器協同組合の販売部総会

事実上、組合の理事7名の承認と新体制での発足!

どこの業界も組織も厳しい環境下の中で、

如何に伝統と文化を守り継承していくか…

そして新しい事業や取り組みで、

組織及び会員の存続をさせていくのか…

大切な2年の任期になるものと。

 

こうすれば大丈夫!なんて答えは一つもありません。

まして、そんな簡単に見つかるものでもありません。

ただ、一つ言えることは…〝やらなきゃ始まらない!〟ってことです。

 

産地を形成する会社は、

それぞれ規模や財務内容そして取り扱っている商品・商材も異なります。

伝統的な漆器、樹脂製の合成漆器、それぞのメリットデメリットそして課題も異なります。

そんな環境の改善は組合会員一人一人の意識と取り組みの改革が

大きな鍵となるものと…

とりわけその旗振り役となる新理事には

大きく期待されるところです。

 

明日から何かが変わるものではありません。

もしかしたら一年経っても変わってないかもしれません。

でも、会員一人一人は生き残りをかけて変わらなければ…

一組合会員として、総会を節目に心新たに決意した次第です。

 

商品開発は不便さの中から…

日々出張先の商談の中で、

お客様から頂く

〝あったらいいなぁ…〟的ご相談。

そぅ!今ないから困っている…

ご相談こそが、

新しい商品開発のきっかけになる事って

本当に多いんです。

それは一人の困りごとでは無く、

多くの方々が思っている

〝困り事〟である事が多いものです。

 

安直に〝それは無理ですね…〟と

断るのでは無く、

〝どうやったらできるか…

できる方法はないか…〟〟考える事こそ、

新しい商品開発の底辺だと私は思います。

 

〝めんどくさい〟という考えをやめ、

言う事をやめれば、

きっと商品開発は楽しいものだと

私はいつも思っています!

 

 

アジチファームの義元会長様のご講演を拝聴して・・・2018.4.21

日ごろ経営の勉強をさせて頂いている

講演会・勉強会・イベントに参加・拝聴した感想をご報告させて頂きます・・・

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今回は定時総会の記念講演として
福井県のアジチファームの義元会長様のご講演を拝聴致しました。

厳しい農業環境の中から独自の思考・視点と取り組みで
六次産業化に取り組む素晴らしいお話でした。

ベトナムに福井県産の種籾を持ち込み現地で福井米を生産し、
米を使った製品開発・販売に取り組んでおられる姿勢は、
バイタリティーに満ち有れた少年のように
いきいきとされたいる姿と笑顔が印象的でした。

何気にお話しされる失敗のと逆境の体験は、
仕事に対するパワーと情熱の源になっているものと・・・

〝商い〟は〝飽きない事〟

仕事は楽しく・・・なんなお考えをシンプルに実践されている
そんな風に私は感じました。

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■ 参加講演会・イベント例会詳細

ご講演者様 株式会社 アジチファーム  義元会長 様
http://ajichi.jp/

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座学で経営を学ぶことと同じぐらいに、優れた会社や経営者様のお話を見聞きする事も

とても大切な学びだと私は思います。

そんな思いから会員・非会員を問わず広くイベントのご紹介をさせて頂きます。

特に後継者の方や若手経営者の方には、経営についての見識を広め

深める為にご参加頂く事をお勧めさせていただきます。

 

ご興味のある方がおられましたら、

非会員様であってもご参加可能ですのでご連絡いただければと思います。

 

※ 経営者や後継者の方々には人脈形成の場としてもご活用いただければと思います。

※ 会員じゃないけど聞いてみたい・・・会員じゃないけど興味がある・・・そんな方は
一度オブザーバー(無料)として参加して中小企業家同友会を体験してみて下さい。
(参加してみたい・・・と思われた方はコメントにてお問合せ下さい。
当日会場にてサポートさせていただきます。)

その他の経営イベントのご紹介・・・https://suehiro-shikki.com/weblog/archives/category/event/fukui-smallbusinessentrepreneur

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株式会社 末広漆器製作所
〒916-1222
福井県鯖江市西袋町41-3-4
電話:0778-65-0295
FAX:0778-65-2865
携帯電話:080-3474-0938

修理事例No. 11・・・陶器の焼き直し修理事例(動画)

■焼き直し修理の違いを動画でご確認下さい。

http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case011.html

修理のご要望 : 陶器に汚れが浸み込みところどころ黒っぽくなってシミ状になって汚く見えるので綺麗にならないか・・・とのご相談

修理前の状態 : 釉薬のヒビから浸み込みが起こり、陶器全体の色がくすみ変色してきています。
部分的にゴマ粒上の黒ずみも確認できます。

修理内容について : 焼窯で陶器を焼き直しし、陶器に浸み込んだ汚れを燃焼させることで綺麗さを回復させます。

修理期間 : 約 2週間

費用 : その時の汚れ具合によります

サイズ : φ90×100 /mm

※その他の修理事例はこちらから・・・http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

修理事例No. 10・・・樹脂製 吸物椀の修理事例

修理のご要望 : 〝表面が白っぽくなって艶が無くなってきたんだけど・・・〟

〝現状の塗り・柄はそのままに綺麗にして欲しい。(艶を出して欲しい)〟

修理前の状態 : 大きな塗料の剥がれはないものの、全体的に艶がなく白っぽくなっている状態です。

修理内容について : 現状の絵柄を傷つけないよう全体を研磨した後、

表面はクリヤー塗料にて/内側を黒の塗料にて塗ります。

■修理後の画像

 

修理期間 : 約 1週間~10日

費用 : 300円/1 (客)

サイズ : φ90×95 /mm

※その他の修理事例はこちらから・・・http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

修理事例No. 9 木製(白木)番重の修理事例

 

修理のご要望 : 全体に黒ずみの汚れが生じ、木の毛羽立ちも目立つようになっているので綺麗にして欲しいとのご相談を頂きました。

修理前の状態 : 部分的に黒ずみが発生し、表面のクリヤー塗装膜が剥離している状態

修理内容について : 外側と天縁をカンナにて削り、ある程度黒ずみや汚れを削り取り、その後下地塗りと上塗りを施す

■ カンナをかけて表面の汚れを除去した状態

汚れが木の内部に浸透している事から完全に除去はできませんでした。

■ クリヤー塗りを施して仕上がった状態

修理期間 : 約 2週間

費用 : 1,350円/1 (個)

サイズ : 335×260×55 /mm

 

※ その他の修理事例につきましてはこちらからご覧いただけます。

http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

メンテナンスしやすい樹脂製風呂桶・風呂椅子のご紹介

スパ関係者様へのご案内・・・

弊社で製作致しております樹脂製の風呂桶・風呂椅子

メンテナンスもし易くぬめりや黒カビに対しても耐久性がございます。

メーカーダイレクトショップ(遊器屋)にてお求めいただけます。
http://yukiya-suehiro.com/product_list.html

お問い合わせはこちらから・・・
http://yukiya-suehiro.com/contact.html

ご注文・お見積りご依頼はこちらから・・・
http://yukiya-suehiro.com/order_estimate.html

 

※風呂桶・風呂椅子にホテルのロゴやお名前も入れる事ができます!

(スクリーン版代は有償ですが印刷はサービスさせて頂きます)

修理事例No. 7 陶器の金継の修理事例

修理のご要望 : 陶器の一部が欠けてしまったので金継修理をして欲しいとのご相談を頂きました。

  

修理前の状態 : 陶器の一部に欠けが生じている

修理内容について : 漆にてサビ修理を施した後蒔絵師にて金継を施す

■ 途中の修理過程

 

■ 仕上がり画像

 

 

修理期間 : 約 1ケ月

費用 : 1,300円/1 (個)

サイズ : φ90×30 /mm

※ その他の修理事例につきましてはこちらからご覧いただけます。

http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html