諺にはよく対義する諺があります。
急いては事を仕損じる。
慌てると失敗するという意味ですが、
鉄は熱いうちに打て!など、
チャンスを逃さず素早く行動しろ
という事もあります。
早くする…好機を待つ…など、
取り掛かるタイミングは違えども、
共通して言える事は、
〝用意周到〟という事です。
〝段取り八分〟と言われるように、
事にかかるまでの準備や仕掛け、
トラブルに対するシュミーレーションなど、
事に取り掛かるまでに
ほぼほぼ結果は予測できてしまいます。
反対に〝思いつきのような言動〟が
時として思わぬ事態を招く場合があります!
そんなつもりじゃなかったのに…
そこまで考えていないのに…
そぅ…言った方は何気なく発した言葉でも、
言われた方からすれば
許し難い言動に感じる場合があります。
それはなぜか…答えは簡単です!
相手の立場になって言動していないからです。
相手に何かを頼む時は、
少なくとも相手の立場や状況、
これまでの経緯ぐらいは把握する
用意周到さは必要だと思います。
だって、
現状の状況やそれに行きつくまでの経緯は
無視できない事実だからです。
〝知らなかった〟で言った方は済ませても、
言われた方は〝知らなかった〟では
済ませられませんから…。