イベントを終えた後が大事です。

三日間にわたり開催された今年最大で最後のイベント〝RENEW〟が終わり、

山里の街はいつもの静かな街に戻ります。

沢山の方にご来場頂き大盛況だったものと関係者の方々には

産地活性・地域おこしの為に頑張っていただいた事、

ご苦労様でしたと労いと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

越前漆器の里・・・河和田地区も、

少子高齢化が

加速度的にすすむのと比例するように、

漆器従事者の高齢化と減少が進んでおります。

そんな中でのイベントの開催は産地活性化としての期待は高いものと・・・

良かった! 良かった! だけで終わる事なく、

三日間での〝成果〟がいかがなものであったかの検証は

是非していただき次回のイベントに生かしていただきたいです。

 

イベントに参加するには、

経済的余裕・時間的余裕そして肉体的・精神的余裕がないとできません。

週末の三日間とはいえ、

年末という時期的な事を考えると参加企業・個人の負担も大きいものと。

そういう点からも〝イベント参加の意義・目的・目指す先〟をしっかり見据える事は、

会社経営同様とても重要な事だと。

〝金儲け〟が主目的だけではなかなか継続しての参加は難しいですね・・・

すぐに〝費用対効果〟の観点から批評してしまいがちですので。

来場者が何名だったとか、参加企業の売り上げがいくらだったとかだけではなく、

イベントの開催目的や趣旨の達成度合いの検証

更にはイベントの最終目標とする方向性と進捗の検証など、

表層ではなく深層部分の批評を参加企業には周知徹底する事も大事だと。

良い事ばかりではない事は当然です!

クレームやトラブルもつきものです!

だからこそ上手くいかなかった事を公にする強さも必要なものと。

良いところ、上手くいったところだけしか語りたくはないのは

人として当たり前なんですけどね・・・。

 

イベントを継続していくためにも、

上に記した三つの余裕をつくる努力を参加企業・個人は

日々の仕事において意識し年間を通して準備を進めたいものです。

次のイベント参加準備は終わった時から始まるものと!

参加していない私が言うのも何ですが・・・

更なるご発展を期待致しております。

 

 

 

 

実践からこそ得られる

よく理解もしていない事を

さも知っているかのように話す…

いわゆる〝知ったかぶり〟ってやつですね。

知らない人間が知らない人間に話しているうちは、

間違いや矛盾に気がつかれず

調子にのって話す事はできても、

その事に精通したり実践している人からすれば、

〝何言ってるの…〟って

矛盾に突っ込まれる結果に…。

 

どれほど小さな事であっても、

自分が実践して得られた結果は、

大きな意味があります。

それは机上の空論ではなく、

実体験から得られたものは

何物にも変えられない財産です。

それに、その体験から導き出されたものは

事実であり真実です!

例えそれが失敗談であったとしても

重みがあるものだと。

 

だからこそ学ぶだけではなく実践する。

そこに全ての答えがあると

私は思っております。

努力は成果が出て初めて評価される

一生懸命やってます!

精一杯努力してます!

よくそんな言葉で

自分の事を評する事があります。

でも、その言葉に比較がないのです。

〝何と比較しての一生懸命なのでしょうか〟

そぅ…一生懸命や努力なんて、

曖昧な都合の良い詭弁でしかありません!

まして、一生懸命や努力の真意なんて、

本人以外誰にも分からない事ですから…

要は、一生懸命や努力なんていうのは、

〝結果〟に伴う個人の感想に過ぎません。

 

努力は結果に必ず比例します。

 

〝努力が報われない…〟という方が居ますが、

それは努力が報われないのではなく、

やり方が悪かっただけだと私は思います。

 

一生懸命や努力なんて

誰も計り知ることができない言葉で

評するのではなく、

成果を得られた事が評価の全てであると

意識を変えるべきだと私は思います。

 

 

用意周到にて事にあたる

諺にはよく対義する諺があります。

 

急いては事を仕損じる。

慌てると失敗するという意味ですが、

鉄は熱いうちに打て!など、

チャンスを逃さず素早く行動しろ

という事もあります。

早くする…好機を待つ…など、

取り掛かるタイミングは違えども、

共通して言える事は、

〝用意周到〟という事です。

 

〝段取り八分〟と言われるように、

事にかかるまでの準備や仕掛け、

トラブルに対するシュミーレーションなど、

事に取り掛かるまでに

ほぼほぼ結果は予測できてしまいます。

 

反対に〝思いつきのような言動〟が

時として思わぬ事態を招く場合があります!

そんなつもりじゃなかったのに…

そこまで考えていないのに…

そぅ…言った方は何気なく発した言葉でも、

言われた方からすれば

許し難い言動に感じる場合があります。

 

それはなぜか…答えは簡単です!

相手の立場になって言動していないからです。

相手に何かを頼む時は、

少なくとも相手の立場や状況、

これまでの経緯ぐらいは把握する

用意周到さは必要だと思います。

だって、

現状の状況やそれに行きつくまでの経緯は

無視できない事実だからです。

 

〝知らなかった〟で言った方は済ませても、

言われた方は〝知らなかった〟では

済ませられませんから…。

10/8~10/15までの出張のご案内をさせて頂きます。

10/8~10/15までの出張のご案内をさせて頂きます。

9日岐阜・長野へ出張予定

10日は大阪へ出張予定です。

急な出張が入り予定が変更となる事も想定されますので、

下記アドレスよりご確認・チェックをお願い致します。

対象エリアの方で御用のある
お客様がおられましたらご連絡をお願い致します
お伺いできる時間帯等をご案内させて頂きます。
宜しくお願い致します。
※こちらよりご依頼できます。
http://www.suehiro-shikki.com/contact.html

☆出張日程は予定が入り次第・変更次第随時更新致しますので、ご依頼前にご確認をお願い致します。

※対象週間以外のスケジュールご確認はこちらからご確認いただけます

http://www.suehiro-shikki.com/CEO-Calendar.html

越前漆器・業務用樹脂漆器 製造メーカー
株式会社 末広漆器製作所

業務用漆器デザイン企画・販売会社
株式会社 遊器屋

代表取締役 市橋啓一

メーカーがメーカーである理由。

メーカーと言えば

〝物が作れる〟というのが

一般的な認識だと思います。

でも、私が思うメーカーとは、

新しいものを生み出すのが

メーカーだと私は思っております。

作れるか否かというのは、

〝作れて当たり前〟であって、

メーカーの最も重要な要素は、

新しいものを生み出す力だと…。

 

〝作るのではなく生み出す。〟

 

メーカーと自負できるか否かは、

その点に重きをおいている

会社だけだと私は思います。

 

迅速な対応…

迅速な対応!と口で言うのは

容易いのですが、

いざ実践となると

なかなか迅速にはいかないものです。

 

以前、行政の窓口に

〝すぐやる課〟なるものが

創設された事が話題になりましたが、

いつの時代でも〝迅速な対応〟は

会社の大きな命題となっております。

そして、この命題は〝これでいい〟という

ボーダーラインがない事で、

更に更にと過剰なまでに求められる。

 

そぅ…〝迅速〟とはどこまでを言うのか?

 

早いに越したことはありませんが、

物理的にできる限界っていうのもあります。

まして、依頼した方と依頼された方とでは、

時間的な感覚も違ってきます。

正解も間違いもない前提で、

如何にスムーズに対処していくか…

SNSが浸透し当たり前となった

世の中において対応のスピーディさは、

ビジネスチャンスを生かす

大きなポイントである事は間違いありません

 

迅速か否かは自分感覚ではなく、

お客様感覚でいなければならないと

感じる昨今です。