人育てのベースは本人の自覚から

仕事が増えてくるとどうしても起こる生産性の問題。

機械で24時間計算生産できる仕事だけじゃないだけに、

最終的に頼るところは〝人の力〟

担当として一人増え二人増えと徐々に携わる人員をやして来ましたが、

それでも受注量と生産力のバランスには課題が生じる。

〝こうやってやるんやで・・・〟って言葉でレクチャーしても、

結局のところ経験を積ませる事でしか育てる事が出来ない・・・

事務的な部分はある程度システムとマニュアルで育てる事が容易なのですが、

こと〝ものづくり〟の作業となるとなかなかシステムやマニュアルでは難しい。

まして、手工業の〝感・勘〟の部分は特に。

 

◯◯さん手伝ってください !  と言われればお手伝いはできるものと、

でも、それは雑用レベルでの手伝いまでで、

作業の一員として組み込むには難しい・・・

それでも、手が足りない状況の中におかれていると、

〝私もやってみましょうか・・・〟と自ら作業に挑戦しようとする人が現れる。

そぅ・・・それは人を育てたのではなく、

自らの意思で育とうとしている ! と嬉しく感じる時です。

当然、簡単なレクチャーで作業にチャレンジするんですから、

失敗は覚悟しなきゃならないですがね・・・。

 

今年もまた二人、作業の遅れを懸念して作業要員に加わってくれました。

そうやって新規事業の取り組み人員も6名以上に !

人が育つ、人を育てるって事は本当に地道で忍耐のいる事ですね。

 

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