「働き方改革」=「楽になる」という大誤解。生産性のない人材が淘汰される「残酷な未来」への警告

【経営者の直言】「働き方改革」は「休み方改革」ではない。平等な時代から「選別される時代」への変化を直視せよ

【この記事の要約】 

世間で叫ばれる「働き方改革」。多くの人がこれを「休みが増えること」「楽になること」と解釈していますが、それは大きな誤解であり、危険な幻想です。

私、末広漆器製作所の市橋は考えます。

真の働き方改革とは、個々が生産性を高め、付加価値を生み出すための「選択」であり、単なる休息ではありません。これからの時代は、守られるだけの「平等」は終わりを告げ、シビアな数字と成果によって「必要な人材」と「そうでない人材」が明確に選別される時代です。

厳しいようですが、生産性のない場所に雇用は生まれません。

この記事では、経営者の視点から「働き方改革」の本当の意味と、これからの生き残り戦略について本音で綴ります。

働き方改革

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(ここから本文)

はじめに:「働き方改革」という言葉が招いた誤解

株式会社末広漆器製作所、代表の市橋です。 ニュースや新聞で見ない日はない「働き方改革」という言葉。 国を挙げての施策であり、労働環境が改善されること自体は否定しません。しかし、一人の経営者として、また現場で指揮を執る人間として、この言葉が世間一般に広まる中で生じている「ある誤解」に、強い違和感と危惧を抱いています。

それは、「働き方改革 = 休むことが最優先」あるいは「楽に働けるようになること」という、あまりにも安易な解釈です。

働き方改革

もし、あなたが「働き方改革」を「会社が自分を守ってくれて、休みが増えて、給料はそのままもらえる制度」だと思っているなら、それは大きな間違いです。 今日は少し厳しい話になるかもしれませんが、これからの時代を生き抜くために避けては通れない、雇用の現実についてお話しします。

働き方改革の本質は「選択」であって「休息」ではない

本来、働き方改革とは、多様な働き方を認め、一人ひとりがパフォーマンスを最大化するための「選択肢」が増えることを意味していたはずです。 しかし、いつの間にか議論が「長時間労働の是正」や「有給休暇の取得」といった、「休むこと」ばかりにフォーカスされてしまいました。

断言します。働き方改革は、休むことが前提ではありません。

限られた時間の中で、いかに効率よく働き、いかに高い成果を出すか。 そのために、無駄な業務を削ぎ落とし、集中できる環境を整える。 つまり、「より高い生産性を実現するための手段」こそが働き方改革の本質なのです。 「働かないこと」を推奨しているわけでは決してないのです。

「守られる時代」の終焉と、「選別される時代」の到来

かつての日本企業には、年功序列や終身雇用といった制度があり、ある意味で「会社に属していれば、平等に守られる時代」でした。 しかし、働き方改革が進む現代において、その常識は崩れ去ろうとしています。

企業側には、労働時間の管理や同一労働同一賃金の徹底など、厳しいコンプライアンスが求められます。そうなると、企業はどう動くか。 「限られた時間内で、確実に成果を出せる人材」だけを求めるようになります。

これまでは曖昧にされていた個人の能力差が、労働時間の短縮によって、より鮮明に浮き彫りになります。 「誰がやっても同じ」ではなく、「この人でなければならない付加価値があるか」。 これからの時代は、平等に守られるのではなく、「必要な人材か、不要な人材か」がシビアに選別される時代へと突入したのです。

求められるのは「生産性」と「付加価値」のみ

少し冷たく聞こえるかもしれませんが、ビジネスの世界において、情熱や頑張りだけでは評価されない局面が増えてきています。 よりシビアに、より数字にこだわる時代の到来です。

  • 生産性: 1時間あたりにどれだけの仕事ができるか。
  • 付加価値: その仕事によって、どれだけの利益や新しい価値を生み出したか。

この2点において貢献できない人材に対して、企業は高いコスト(給与や社会保険料など)を支払い続ける体力を失いつつあります。 「言われたことだけをやります」「時間はかかっても頑張ります」では、もはやプロフェッショナルとして通用しません。

働き方改革とは、企業側が社員を管理するだけでなく、働く個人個人が「自分の価値」を自問自答し、自己変革を迫られる改革でもあるのです。

効率化

結論:生産性のない人材への「不要論」

話を核心に進めます。 働き方改革によって雇用のあり方が変わる中で、最終的に行き着く結論は一つです。

「生産性がなく、付加価値が生み出されない人材は、不要となる」

リストラ

極論に聞こえるでしょうか?

しかし、会社という組織が存続し、多くの社員やその家族を守り、社会に貢献し続けるためには、利益を生み出さなければなりません。 利益を生み出さない構造、あるいは生産性の低い人員配置を温存することは、結果として会社全体の体力を奪い、一生懸命働いている他の社員へのしわ寄せとなります。

その帰結として待っているのは、人員整理、つまりリストラです。

「働き方改革」というきれいな言葉の裏には、こうした残酷なまでの実力主義へのシフトが隠されていることを、私たちは直視しなければなりません。

末広漆器製作所が目指す「真の働き方」

私がこのような厳しいことを書くのは、決して不安を煽りたいからではありません。 これからの時代、会社も個人も、甘えを捨てて「自立」しなければ生き残れないと本気で思っているからです。

私たち末広漆器製作所は、福井県鯖江市というものづくりの産地で、伝統を守りながらも、常に新しい価値創造に挑戦しています。 そこに必要なのは、単に時間を切り売りする労働力ではありません。「どうすればもっと良くなるか」を考え、自ら動き、結果を出せる「人財」です。

私たちは、真剣に仕事に向き合い、高い付加価値を生み出そうとする仲間やパートナー企業様とは、全力でタッグを組み、正当な対価と評価で報いたいと考えています。 逆に、「楽をしたい」「制度にぶら下がりたい」という考えでは、この激動の時代、そして私たちのものづくりの現場では、共に歩むことは難しいでしょう。

利益を生まない人員は無駄

おわりに:覚悟のある方と共に

「働き方改革」を、自分のスキルアップのチャンスと捉え、シビアな現実の中でこそ輝ける。 そんな気概を持った方、あるいはそうした強い組織作りを目指す経営者の方々と、私たちは仕事をしていきたいと願っています。

時代の変化を恐れず、本質を見極め、共に成長できる関係を築いていきましょう。 厳しい時代だからこそ、本物が残ると信じています。


【お問い合わせ】

末広漆器製作所では、真剣にものづくりに向き合う企業様からのお問い合わせをお待ちしております。 OEM開発、記念品製作、そして産地の未来について。 本音で語り合えるパートナーをお探しなら、ぜひ一度ご連絡ください。

株式会社末広漆器製作所 :代表取締役 市橋 啓一

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