木製品や土物陶器の「カビ」「汚れ」「お手入れの手間」にお悩みではありませんか?福井県鯖江市の末広漆器製作所が開発した「GFC加工(ガラス含浸コーティング)」は、素材内部にガラス質の被膜を形成し、木の風合いを損なわずに防菌・防カビ・撥水効果を付与する画期的な技術です。
従来の塗料と違い「剥がれる」心配がなく、再加工も可能。食器から家具、陶器の貫入汚れ防止、飲食店様の「目止め」の手間解消まで、幅広く対応します。
木製品のカビ、陶器の汚れ…あきらめていませんか?
こんにちは。福井県鯖江市、河和田(かわだ)塗り漆器の里で末広漆器製作所を営んでおります、市橋です。
さて、突然ですが質問です。
皆様のご自宅やお店にある、お気に入りの木製食器やまな板、あるいは土物の陶器。
「カビ」や「油汚れ」、「染み」で黒ずんでしまい、泣く泣く処分した経験はありませんか?
または、「使う前の目止めが面倒」「洗った後、完全に乾かすのが手間」と、使うのを敬遠していませんか?
それは非常にもったいないことです。自然素材の温かみは、暮らしを豊かにします。しかし、人間の脳は直感的なファスト思考において、「手間(面倒くささ)」を強烈なコストとして認識します。どんなに良いモノでも、お手入れが面倒なら次第に使われなくなってしまうのが現実です。
漆器屋として、この「手間」を技術で解決し、自然素材を長く、美しく使っていただきたい。その想いから生まれたのが、弊社の「GFC加工(ガラス含浸コーティング)」です。
漆器屋がたどり着いた、剥がれない魔法。GFC加工とは?
GFC加工とは、簡潔に言えば「素材の内部にガラス質の被膜を形成する加工」です。
従来のウレタン塗装などのコーティングは素材の「表面」に膜を作るため、長く使っているとどうしても塗膜が剥がれてきます。剥がれた箇所から水が入り、そこからカビが発生する。これが木製品の寿命でした。
しかし、GFC加工は違います。
素材の深部までガラス質の溶液を浸透させ、内部で硬化させます。「表面に膜を作る」のではなく、「素材そのものを改質する」イメージです。したがって、「塗膜が剥がれてくる」という概念自体が存在しません。
GFC加工がもたらす4つの劇的メリット
- 木の風合いそのまま、強力な撥水・防汚
表面に厚い塗膜を作らないため、特有の温かい手触りはそのまま。仕上がりは「水で濡れた状態」のような本来の色目が際立つ上品な風合いになります。 - 従来の塗料と違い、絶対に剥がれない
内部に浸透して固まるため、物理的な剥がれが起こりません。 - 再加工が可能で、繰り返しきれいな状態を保てる
繰り返し施工することで、愛着のある品をきれいな状態で長く使い続けることが可能です。 - 陶器や紙など、様々な素材に対応
木製品だけでなく、陶器、紙といった耐久性を高めたい素材にも加工可能です。
食器からテーブルカウンターまで!驚きの加工事例
- 木製品:食器、お箸、お櫃、まな板、風呂桶、風呂椅子、店舗のテーブルカウンターなど
- 陶器:醤油差しの口元(液だれ防止)、糸尻部分など釉薬のかかっていない部分、焼き締め、素焼きなど
飲食店様必見!「目止め」の手間をゼロにする土物陶器への革命
土物の器を使う前に水を染み込ませたり煮沸したりする「目止め」。飲食店様にとってはオペレーションコストを押し上げる要因です。GFC加工を施せば、この面倒な目止めの手間が一切不要になります。
また、釉薬にかかっている「貫入(ヒビ)」からの汚れ侵入も、隙間にガラス質を染み込ませることで完璧に防ぐことができます。
正直に伝えます:白化現象と再加工の目安
GFC加工は魔法の技術ですが、万能ではありません。使用に伴い、表面が白くなってくる「白化現象」が起こることがあります。これはガラス質の特性上避けられませんが、再加工をすることで元の美しい状態に戻せます。
目視で白化や少し汚れが目立ってきたり、撥水効果が弱まってきたと感じたタイミングでの再加工をお勧めします。
あなたの「困った」が、新しいものづくりの起点になる
「こんなモノに加工できないか?」というお客様からのご相談こそが、私たちの原動力です。「うまくいくか、いかないかはやってみないとわからない」という考えのもと、まずはご依頼いただいた素材に加工させていただき、お客様と共に検証する。そのプロセスこそが新しい商品作りに繋がると信じています。
結び:撥水、汚れ、手間のお悩みは、末広漆器製作所へ
木製品のカビ、陶器の汚れ、お手入れの手間…。これらの「面倒臭さ」をあきらめる前に、ぜひ弊社のGFC加工をご検討ください。皆様の「困った」を、漆器屋の技術と創意工夫で解決いたします。
Q&A
Q: GFC加工とは何ですか?
A: 木材などの素材内部にガラス質の被膜を形成し、木の風合いを保ったまま防菌・防カビ・撥水効果を付与する末広漆器製作所の独自技術です。塗膜が剥がれる心配がありません。
Q: 木製品のカビ対策に効果はありますか?
A: はい。素材内部に加工を施すため、水の染み込みや汚れの付着を根元から防ぎます。
Q: 陶器にも加工できますか?
A: はい。焼き締めや素焼き、貫入(ヒビ)からの汚れ侵入を防ぎ、「目止め」の手間も解消できます。
Q: デメリットや注意点はありますか?
A: 使用に伴い表面が白くなる「白化現象」が起こることがありますが、再加工により元の状態に戻せます。
末広漆器製作所では、真剣にものづくりに向き合う
企業様からのお問い合わせをお待ちしております。
OEM開発、記念品製作、そして産地の未来について。
株式会社末広漆器製作所 代表取締役 市橋 啓一