産地と言われる原点は、
〝ものづくり〟ができてこそ。
でも、その〝ものづくり〟の生産力が
激減しているという現状。
後継者不足・高齢化・雇用環境の整備不足・
技術継承環境の整備不足などなど…
伝統工芸の産地というのは、
親から子へと受け継がれる場合が多く、
こういった課題への取り組みが、
一企業、一個人単位でしか取り組まれてこなかった為に
課題への対処がなされず社会の流れから
立ち遅れてしまっているというのが現状です。
また、機械化によって生産される作業が少なく、
手作業にて製作される為に、
直ぐに技術継承できないというのも大きな課題です。
産地が産地である理由
物が作れなくなれば産地でなくなるという危機感を
産地の企業・個人はもっと自覚し対処に取り組まなければと・・・
私自身は考え危機感を感じております。