小さな地域に同業者がひしめく
ある時はライバル。
ある時は競合相手。
ある時は同じ地区町内民として協力関係。
そんな特殊な場所が産地です。
業界や産地内の会社が潤い
一個人や企業に余裕がある時は
産地内の個人や企業間の連携も
スムーズなんですが、
世代交代や景気の悪化と
産地間における個人や企業の業績不振は
産地内の個人・企業間の連携も
希薄になりつつあります。
〝三本の矢〟に例えられるように、
産地の活性化は
産地に生きる個人や企業の
交流や連携強化が
とても大事なのではないかと
私は思います。
連係したからといって・・・
確かに連携したからといって
急激に何かが好転するという事はありません。
ただ、こういった基本的な事の強化が
実は後々大きな力になるのではないかと私は考えます。
切磋琢磨するライバルでありながら、
同産地内である一個人・一企業として協力する。
そんな思考と取り組みが必要なのではないでしょうか・・・。