他人を過信するな・・・

〝他人を信用するな!〟と言うのが私の口癖。

え?どういう事…と思われる方もいらっしゃるものと。

信用するなとは過信するなと言う意味です。

 

他人は自分の都合で動いてくれない!

他人も人間…忘れもすれば失敗もする。

他人はあくまで他人。分かってからるだろうはありえない、

そんな観点から、社員には取引先や外注先に対し、

自分の都合のいい解釈をさせない為にも、

〝信用するな!〟と言い続けでおります。

 

物を作るって事にはイレギュラーなトラブルはつきものです。

誰しもしたくて失敗する訳ではありません。

だからこそ定期的な確認やチェックは必要なものと!

それは、信用していなないからではなく、

トラブルを未然に防ぐ為だと。

〝口うるさい!〟と思われても、

結果的には相手にとっても自分にとっても、

互助的には大きな意味があるものと。

転ばぬ先の杖ではありませんが、

トラブル前の確認は、してもしても、し過ぎという事はないものと!

小零細の一人三役は当たり前!

一人二役って言葉があります。

でも、少子高齢化となり中小企業を取り巻く環境は、

人手不足という深刻な課題と直面している状況において、

一人三役ぐらいを担わなければ成り立たなくなってきているものと思います。

まして、経営者となれば一人三役や五役は当たり前で、

今後ますます仕事量は増すものと・・・。

家内制手工業の産業において、

休日や休暇が増えるという事は生産性が低下するという事に直結し、

そのしわ寄せは社員ではなく

経営者側に無休で働くというしわ寄せとなって影響を及ぼす事に。

〝経営者も休めばいいんじゃないの・・・〟

その通りです。休めばいいんです。休むことはできるんです。

でも、その〝つけ〟は、

納期に影響を及ぼし売り上げ減に影響を及ぼす事に。

その結果、

社員の雇用維持更には会社の存続にも影響が及ぶ事に・・・。

 

無借金経営で高付加商品そして特殊技術力を有するような会社は稀で、

ほぼほぼの会社が必死な経営努力の基で会社経営をしているものと・・・。

一人十役ぐらいこなスーパーマンじゃなきゃ

この先会社経営はできないんじゃないかと考えさせられる昨今です。

心のモチベーション

練習じゃ上手くいくのに・・・

いつもはもっとちゃんとできるのに・・・

そんな経験はありませんでしょうか。

 

ゴルフを始めて二年。

練習の為に通う練習場で感じる事は、

〝自分に集中するという事〟

 

どうしても上手く打とうと意識するあまり、

力が入り過ぎたり、軌道がブレて球が曲がったり、

〝何が原因か分からない・・・〟

そんな思考に陥る時があります。

 

〝誰も私の事なんて気にもしていない〟のに

自分が自意識過剰になっている・・・

上手くいかない原因は

実はそれが一番!だと私は思います。

 

そぅ・・・上手いとか下手とかの関係なく、

自分のやるべきことに集中する。

基本の動作を一つ一つチェックする。

そんな作業動作をしていると

〝仕事においても同じだなぁ・・・〟としみじみ痛感致します。

 

心のモチベーション

 

全ての基本は自分の心の中にあるのでは・・・

 

産地の抱える課題…2

小さな地域に同業者がひしめく

ある時はライバル。

ある時は競合相手。

ある時は同じ地区町内民として協力関係。

そんな特殊な場所が産地です。

 

業界や産地内の会社が潤い

一個人や企業に余裕がある時は

産地内の個人や企業間の連携も

スムーズなんですが、

世代交代や景気の悪化と

産地間における個人や企業の業績不振は

産地内の個人・企業間の連携も

希薄になりつつあります。

 

〝三本の矢〟に例えられるように、

産地の活性化は

産地に生きる個人や企業の

交流や連携強化が

とても大事なのではないかと

私は思います。

 

連係したからといって・・・

 

確かに連携したからといって

急激に何かが好転するという事はありません。

ただ、こういった基本的な事の強化が

実は後々大きな力になるのではないかと私は考えます。

 

切磋琢磨するライバルでありながら、

同産地内である一個人・一企業として協力する。

そんな思考と取り組みが必要なのではないでしょうか・・・。

産地が抱える課題…1

産地と言われる原点は、

〝ものづくり〟ができてこそ。

でも、その〝ものづくり〟の生産力が

激減しているという現状。

後継者不足・高齢化・雇用環境の整備不足・

技術継承環境の整備不足などなど…

伝統工芸の産地というのは、

親から子へと受け継がれる場合が多く、

こういった課題への取り組みが、

一企業、一個人単位でしか取り組まれてこなかった為に

課題への対処がなされず社会の流れから

立ち遅れてしまっているというのが現状です。

また、機械化によって生産される作業が少なく、

手作業にて製作される為に、

直ぐに技術継承できないというのも大きな課題です。

 

産地が産地である理由

物が作れなくなれば産地でなくなるという危機感を

産地の企業・個人はもっと自覚し対処に取り組まなければと・・・

私自身は考え危機感を感じております。

 

陶器修理(金継修理)のバリエーション

陶器修理(金継修理)のバリエーション

本来の金継は漆を使い、割れ・欠けの部分を修理し、

継ぎ目の部分を蒔絵師により金粉をまいて仕上げるというのが一般的です。

ただ、その場合費用も高く修理期間も一か月近くなるというのが通常です。
そこで弊社では、修理期間の短縮と修理費用を抑える為に
塗料にて修理を行っております。
一般的な金継(漆・本金粉)にて仕上げた物の画像

 

 

塗料で補修後銀粉を混ぜた塗料にて補修した物の画像

 

 

塗料で補修した後白い塗料にて補修した物の画像

(今回は修理部分が分かるようあえて白で修理致しました。
本来であれば調色したピンク系の塗料にて修理致します。
※一緒な色にはなりませんのでご理解下さい。)

 

 

費用的には通常の金継(漆・本金粉)仕上げ・・・1,000~1,500円

塗料補修・銀粉修理・・・500円

塗料補修・白塗料修理・・・400円

修理期間は 通常の金継(漆・本金粉)修理期間・・・3週間~1ヶ月
塗料補修 の修理期間期間・・・1週間~10日間 
※塗料修理の場合、色の調整がある程度可能ですので、
修理部分がある程度目立たなくするよう色調整を行い修理する事が可能です。 

最近感じる違和感

歳をとったなぁ…と、

感じる事が多くなりました。

 

体力の衰えとか健康不安という事ではなく、

20代30代40代の

若手経営者・後継者の方々と

経営について討論、議論をしていると

私にはついていけない思考や発想を

お聞きする事が多くなりました。

 

私の考え方が間違っているのかなぁ…

と、50歳を超えた私にとっては、

斬新に思える事や、

いや、それチョット違うやろ…

と思える事などがどんどん増えております。

 

これからの世代の方々なので、

若手の方々の思考が

主流となっていくのでしょうが、

経営者としての

人間性や人間力も一緒に

学び身につけていっていただければと…

老婆心ながら思います。

 

5G(第五世代)と言われ

通信分野の産業革命が起こっている中、

人間も5G対応型にならないといけないなぁ…

と感じる今日この頃です。

 

 

必要とされる理由

必要とされる理由

会社をしている上で、何が大切かと問えば

〝信用・信頼〟と答える方は

多いと思います。

じゃ…その信用・信頼を得る為に

何をしているか…と問えば、

明確にそして具体的に答えられる方は

どれだけいるでしょうか…

更に、具体的に何をしているか…と問いに

明確に答えられる方は

どれだけいるでしょうか…

 

そぅ…分かっていても行動にうつしていない

これが現実だと。

 

口で言うのば簡単です。

でも、本当にお客様から

〝信用している!〟と言われるには

並大抵の努力では無理!

言い換えるなら、

信用・信頼を得る為に、

日々何をしているかと言う事です。

 

キーワードは

ニーズの理解度、

サンプルのニーズ精度、

そして

サンプル製作のレスポンス。

 

そんなこと分かってるよ!

 

そぅ…誰しも分かっているんです。

ただ、それを実行・実践できていないだけ

 

実践できていないと言うことは、

分かっていないと同じことだとどと

私は思います。

できな理由はなんとでも言えます。

でもそれは、

やっていない言い訳でしか過ぎません。

働く環境の整備

いよいよ働き方改革の一環として〝就業環境〟の改善が義務化

確かに労使見解からすれば、

残業の規制・有給取得の義務化は大事なポイントと。

ただ、職種・職業・役職によっては、

残業が規制されても時間内で仕事を切り上げる事が無理な場合も・・・

有給をとれと言われても実質上取りづらいものと・・・

と、いろいろと問題・課題が生じてくるとは思いますが、

ただ、一つ言える事は

〝社会環境に適合しなければ会社は潰れる〟という事だと思います。

 

弊社も二年前より残業及び有給取得に取り組んで参りましたので、

今回の義務化による影響や改善は特別対処しなくても済みますが、

ただ、今後更なる改善を求められていく事も想定できますので、

更なる就業環境整備に取り組まなければならないものと・・・

 

〝働き方を変える〟

不平不満を漏らしてみたところで大きな時流の前には無意味。

それよりもいち早く時流に沿って会社の就業環境を変えれるか・・・

その思考の切り替えといち早く改善に取り組む事が

会社存続の大きなポイントになりそうです。

私の会社づくり…7

柔軟な方向転換

 

計画通りに!予定通りに!

誰しも計画や目標に添い日々の業務を

行っているものと思います。

でも、時として

予期せぬイレギュラーが発生します。

その時どの様な思考、行動をとるのか…

その柔軟性がとても大事だと私は思います

 

あくまでも計画に沿って!

当然な判断だと思います。

でも、時としてそれが足枷手枷になる事も

 

大事な事は、

計画や目標を達成であって、

到達までの過程は柔軟に

変更できる環境であるべきものと。

当然、現状と進捗状況は随時チェックは

確認する事が前提ですが…

 

型にはめた様に計画にとらわれすぎると、

組織としての機能が膠着化し、

本来のポテンシャルを発揮できない状態に

なる恐れがある事を常に意識したいものです