木製のまな板でお困りじゃありませんか・・・

永年お使いになられてきた『木製のまな板』

ところどころに黒ずみと木の反りが生じており、

『綺麗になりませんか・・・』とのご相談を頂きました。

そこで、先ずは表面の汚れ落としさせて頂きました。

最初、カンナにて表面の汚れを落とし、

部分的に木の内部に進行している部分はサンダーにて汚れを除去。

その時に、木の反りも解消できるよう、

調整しながら表面を削っていきます。

カンナ削りが済みましたら、

弊社のGFC加工(撥水・防菌防カビ加工)を施しました。

見た目は白かった木地が、

もともとの木の色になり綺麗に仕上がりました。

まな板に限らず木製品の黒ずみや汚れでお困りの方は、

一度ご相談下さい!

陶器修理(金継修理)のバリエーション

陶器修理(金継修理)のバリエーション

本来の金継は漆を使い、割れ・欠けの部分を修理し、

継ぎ目の部分を蒔絵師により金粉をまいて仕上げるというのが一般的です。

ただ、その場合費用も高く修理期間も一か月近くなるというのが通常です。
そこで弊社では、修理期間の短縮と修理費用を抑える為に
塗料にて修理を行っております。
一般的な金継(漆・本金粉)にて仕上げた物の画像

 

 

塗料で補修後銀粉を混ぜた塗料にて補修した物の画像

 

 

塗料で補修した後白い塗料にて補修した物の画像

(今回は修理部分が分かるようあえて白で修理致しました。
本来であれば調色したピンク系の塗料にて修理致します。
※一緒な色にはなりませんのでご理解下さい。)

 

 

費用的には通常の金継(漆・本金粉)仕上げ・・・1,000~1,500円

塗料補修・銀粉修理・・・500円

塗料補修・白塗料修理・・・400円

修理期間は 通常の金継(漆・本金粉)修理期間・・・3週間~1ヶ月
塗料補修 の修理期間期間・・・1週間~10日間 
※塗料修理の場合、色の調整がある程度可能ですので、
修理部分がある程度目立たなくするよう色調整を行い修理する事が可能です。 

陶器の修理のご紹介

末広漆器ではお客様の大切な陶器の器の

金継ぎ修理を承っております!

欠け・ヒビが入り、

お客様にお出しする器として使用できない…

別注品なので追加補充ができない…

高価な器だけに捨てる事ができない…

などなど。

業務用としてお使い頂いていれば、

どうしても陶器の割れ、欠け、ヒビは

つきものです!

そんなお悩みを少しでも

解消させて頂くよう

お手頃価格で欠けの金継ぎ修理を

承っております。

弊社ホームページでは

修理事例等をご紹介しております。

https://yukiya-suehiro.com/pottery-repair_index.html

費用は欠けや割れの具合にもよりますが、

軽微な欠けの場合…

一ヶ所あたり

1,200円〜1,500円となります。

(割れの場合は貼り合わせ作業が必要となりますので、状態により価格が変わります。)

作業工程の一部を動画にて

ご紹介させて頂きますので

ご参考にしてみて下さい!

◼️ サビ修理後の研磨作業

(修理部分の凹凸をフラットな状態にします)

◼️ 研磨作業後の金継ぎ作業

(修理した部分に漆を塗っていきます)

◼️ 漆を塗った後の本金粉蒔き作業

(漆を塗った部分に本金粉を蒔いていきます)

◼️ 完成

(漆が硬化し金粉が定着したら完成です)

#漆器 #金継ぎ #修理 #漆器メーカー #末広漆器製作所 #福井県 #鯖江市 #河和田 #業務用漆器 #漆器製作所

修理事例No.24・・・金属製のフードカバーの修理事例

修理事例No. 24

修理のご要望 : お使いの金属製のフードカバーがグラグラして使いずらいので修理できませんかとのご相談を頂きました。

 

修理前の状態 : 本体の部分と取っ手部分をジョイントしている部分の止め金具が膨張して遊びができている状態です。

修理内容について : 止め金具部分を専用機械で圧し潰すかたちで遊びを無くし動かなく致します。

修理期間 :  約 1日

費用 :  5,000円

 

修理事例のご紹介…飾りテーブル台

修理事例のご紹介…木製 飾りテーブル台

 

お取引先の老舗旅館様から

70年以上前に作られた飾り台テーブルの

修理のご相談を頂きました。

 

■修理前の状況

テーブル上面の塗装膜はヒビ割れが生じ、

ところどころ浮き上がりっている状態で、

側面は豪華な蒔絵が施されているのですが、

その絵の付近に塗装の剥がれが生じている状態となっております。

長く倉庫に保管されておられたとの事で、

全体的に埃が溜まって白くなっておりました。

 

■修理内容

天面はヒビ割れて浮き上がっている部分の塗膜を剥がし、

サビ漆にて補修した上で中塗り・上塗りと漆で塗り仕上げました。

 

側面は蒔絵が施されていることから、

剥がれている部分をサビ漆にて補修した上で、

部分的に漆にて中塗り・上塗りにて修理致しました。

その後補修以外の埃が溜まっている部分の洗浄・拭き上げをした上で、

全体的に摺漆を施し艶を出させて頂きました。

 

角の部分の装飾金具は弊社の方でご用意ができない為に、

そのままの状態にて塗り修理したままにて

納品させて頂きました。

 

ご参考にしてみて下さい。

(動画) 艶を消したノンスリップ加工 (お客様からのご依頼)

お客様からのご相談で、

現在お扱いのお盆がノンスリップ効果がないに、

上に載せる器が滑って困っているとの事。

ノンスリップ加工を施して欲しい旨のご相談を頂きました。

その上で、艶有りのノンスリップは指紋や汚れが目立つので、

艶消しのノンスリップ加工でお願いできないか…との事。

弊社の方で試行錯誤して塗ったお盆の仕上がり状況と、

ノンスリップの効果動画です。

お盆と塗料の密着性の剥離検査

塗装面をカッターナイフで碁盤目状に切り込みを入れ、

テープにて数回貼っては剥がすを繰り返します。

 

木製の風呂桶・風呂椅子のメンテナンスサービス

風呂桶と風呂椅子の修理事例…https://asahi-a-line.jp/s/yukiya/repair-example01.html

旅館の大浴場を使用されている

白木の風呂桶と風呂椅子。

日々メンテナンスをしていても、

経年劣化に伴い、黒カビとヌメリは避けられないものです。

 

弊社では、そんなお困りに対応すべく

風呂桶と風呂椅子のメンテナンスサービスを行なっております!

 

表面の汚れ落としのご依頼の他に、

汚れ除去後に

GFC加工(防菌・防カビ・撥水効果)も施しております!

 

新品での購入にはかなり高額となりますので、

ついつい〝使えるところまで…〟という事になってしまい、

かなり汚れた状態でご使用されている物が見受けられます。

 

定期的なメンテナンスサービスは、

綺麗な状態を保つ事ができる事から

お客様の満足度合いも高め、

長くお使い頂けることからコスト軽減にもつながります…

 

汚れ具合にもよりますが、かなり綺麗になりますので、

お困りの方はご相談下さい!

 

修理事例No. 20・・・陶器 楕円皿 金継修理事例

修理のご要望

陶器のお皿の一部が欠けている状態です。金継にて綺麗に修理できませんかとのご依頼を頂きました。

 

修理前の状態 : 縁の部分が欠けて凹ができている状態です。

修理内容について

割れた部分の凹をサビ漆にて平らな状態に致します。

その後、修理部分の表面を研磨し平らにした後黒漆にて部分塗りを施し、

最後に蒔絵にて金継を施しました。

■サビ漆と黒漆にて凹みを修理

■仕込みを修理した後に蒔絵にて金継加工

修理期間 : 約 20日

費用 : 1,800円/1箇所

摘要 : 欠け部分の大きいものやヒビが入った物は修理対象外となります。

修理事例No. 19…木製 半月盆 溜漆裏黒漆塗

修理のご要望 :

お盆の一部が割れている状態です。綺麗に修理できませんかとのご依頼を頂きました。

 

修理前の状態 :

縁の部分と裏の部分に大きな凹凸ができ、

縁の部分も塗料膜が浮いて剥がれてきている状態です。

浮いている部分は一度塗料膜を除去し、

凹み部分をサビ漆で補修した後に中塗・上塗りと加工させていただきました。

■修理前の画像

修理内容について :

割れた部分の凹凸をサビ漆にて平らな状態に致します。

その後、溜漆の下塗り(朱塗り)を全体に施し表面を研磨した後、

溜漆にて上塗りを施しました。

■中塗(朱塗りと研磨)の画像

■上塗(溜漆)仕上がり画像

修理期間 : 約 1ヶ月

費用 : 6,000円/1 (個)

サイズ : φ390×320×18/mm

 

※その他の修理事例はこちらから・・・https://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html

修理事例No. 18…木製 長角盆 沈金塗直し

修理のご要望 : お盆の一部が破損して取れてしまっている状態です。沈金の絵を残しつつ修理できませんかとのご依頼を頂きました。

 

修理前の状態 : 縁の部分が割れて完全に取れてしまっている状態です。幸いにも割れたパーツを残してありましたので修理は可能です。

■修理前の画像

 

修理内容について : 割れたパーツを接着し、凹凸になった部分にサビ漆を入れて研ぎ平らな状態に致します。その時に沈金の絵の部分にはみ出ない様慎重に作業をすすめた後、黒漆にて上塗りを施しました。天縁の網代沈金は修理の際に埋めてしまいましたので、新しく加工し直します。

■修理後の画像

天縁に施されておりました沈金のアジロは、

塗り上がり修理後に新しく加工し直します。

 

■新しくアジロ(沈金)を加工を施した画像

修理期間 : 約 2ヶ月

費用 : 30,000円/1 (個)

サイズ : φ600×420×20/mm

 

※その他の修理事例はこちらから・・・https://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html