世の中の少子高齢化に伴いAI化や機械化が加速度的にすすむ昨今。
伝統工芸という分野も後継者不足や後継者育成の環境整備が遅れ、
モノづくりの技術継承者の減少が顕著となっております。
人から人へと伝え育てる・・・
伝統工芸や文化の継承の観点からすれば理想だとは思うのですが、
現実問題課題山積というのが現状です。
私的には〝技術をAI化して機械的・データー的に継承する〟事を
考えるべきではないかと考えております。
〝それでは継承したことにならない・・・〟を否定されるかもしれませんが、
技術のノウハウや経験値をデーターベース化する事で、
より職人としての育成が合理的になされるのではないかと・・・
〝師従して技術を学び習得する〟
そこには人としての行儀や思考も教わるという事も確かにあると思います。
ただ、弟子として雇い養い育てるだけの
環境や金銭的余裕や仕事の量がないという現実も直視しなければなりません。
世の中が大きく変わる中で、
伝統工芸にこれから十字しようとする人達の育成方法も
大きく変える必要があるものと私は考えます。