今回の修理職人啓一のお仕事は・・・陶器 どんぶりの金継ぎ修理

  • 修理のご要望
    器の一部分が割れてしまっているので、修理して欲しいとのご依頼を頂きました。
    割れた欠片がありますので、なるべく修理の箇所が目立たないように…とのご依頼です。
  • 修理前の状態
    一部分に割れが生じており、割れたパーツは残っている状態。
  • 修理内容について
    一旦、割れている部分をできる限り補修し、パーツの無い部分はサビ漆にて補修。
    その上で、修理箇所を金で修理を施しました。
    (割れを修理した部分は極力細い金線にて修理し、目立たないように致しました。)
  • 修理金額
    修理費用…3,500円
    (・現在は自分の技術向上の為に、手間代ぐらいで加工させて頂いております。)
    (・完全完璧な修復をお望みの場合は、伝統工芸さん等にご依頼いただいた方が良いものと思います。)
  • 修理期間
    約40日~50日ぐらい
  • 摘要
    極力金継ぎは割れの部分に沿って金継ぎを施し、なるべく細く目立たなく仕上げさせて頂きました。

今回の修理職人啓一のお仕事は・・・陶器 お皿の金継ぎ修理

・修理のご要望
陶器のお皿が2分割に割れてしまっているので、修理して欲しいとのご依頼を頂きました。
なるべく修理の箇所が目立たないように…とのご依頼です。
あと、一か所ひびが入っているので一緒に直せませんか?との事
・修理前の状態
二分割に大きく割れれており、割れたパーツは残っている状態。
縁にヒビあり。
・修理内容について
一旦、割れている部分を補修し、パーツの欠片が無い部分はサビ漆にて補修。
その上で、修理箇所を金で修理を施しました。
(割れを修理した部分は極力細い金線にて修理し、目立たないように致しました。)
ヒビの部分は前処理として液状にのばした溶液をヒビに流し込み、
その後、ヒヒの部分をサビ修理の上で金継ぎを施しました。
・修理金額
修理費用…1,500円
(・現在は自分の技術向上の為に、手間代ぐらいで加工させて頂いております。)
(・完全完璧な修復をお望みの場合は、伝統工芸さん等にご依頼いただいた方が良いものと思います。)
・修理期間
約30日~40日ぐらい
・摘要
極力金継ぎは割れの部分に沿って金継ぎを施し、
なるべく細く目立たなく仕上下させて頂くよう努力しております。

陶器 フリーカップの金継ぎ修理

今回の修理職人啓一のお仕事は・・・陶器 フリーカップの金継ぎ修理
・修理のご要望
陶器のフリーカップが3分割に割れてしまっているので、修理して欲しいとのご依頼を頂きました。
割れた欠片がありますが、細かい欠片は無い状態。なるべく修理の箇所が目立たないように…とのご依頼です。
・修理前の状態
三分割に大きく割れれており、割れたパーツは残っている状態。
・修理内容について
一旦、割れている部分を補修し、パーツの欠片が無い部分はサビ漆にて補修。
その上で、修理箇所を金で修理を施しました。
(割れを修理した部分は極力細い金線にて修理し、目立たないように致しました。)
・修理金額
修理費用…1,300円
(・現在は自分の技術向上の為に、手間代ぐらいで加工させて頂いております。)
(・完全完璧な修復をお望みの場合は、伝統工芸さん等にご依頼いただいた方が良いものと思います。)
・修理期間
約30日~40日ぐらい
・摘要
極力金継ぎは割れの部分に沿って金継ぎを施し、なるべく細く目立たなく仕上げさせて頂きました。

今回の修理品は『陶器の金継ぎ修理』

今回の修理品は、陶器の縁の欠け

欠けた部分のパーツも有るのですが、

大きなパーツだけは修理に使い

細かいものは流石に使えない為に

包んでお返しさせて頂きました。

現在、修理中の為、

仕上がりましたらブログを更新して

ご紹介させて頂きます。

職人も少なくなる中で…

飲食店様向けに始めた
陶器・ガラスの修理

一点ものと違い、
複数枚ある器を修理するとなると
お客様の費用負担も大。
そこで、少しでもコスト削減に
ご協力できないかと
見様見真似で始めた金継ぎから
化学塗料を使ってのリペアまで、
case-by-caseでの
修理・ご提案をさせて頂き、
全国の飲食店様よりご依頼き、
毎日のように
修理品を頂ける迄になりました。

伝統工芸的な金継ぎからすれば
塗料での修理は
〝偽物〟って事にも
なるんでしょうが、
現代の漆器が
木製の漆塗りだけではなく
樹脂製の塗料塗りも
漆器と認識されているように
時代と共に
より耐久性を向上し、
短納期で対応した修理方法は
修理技法が進化したカタチと
私は考えております。

手間隙をかけた修理。
合理化させた修理。
どちらが良いか悪いか…
って事ではなく
お客様の考え方と選択だと。

お客様にご提案ご理解を
頂きました上で
より幅広い修理方法を
ご提供できるよう今後も
創意工夫をしたいと思います。

まずは、
いろいろな方法を試しながら
今は修理体験を積む事に
励みたいと思います。

その為、修理費用は
ほぼほぼ手間賃のみ…
時には無償での対応。
修理職人啓一と自称するものの
3年程度の見習い小僧なもので…(笑)
というより
私、職人じゃなくって
営業マンですから。

一回やってみますわ!
とりあえず任せてもらえますか!
その代わり失敗したらごめんね…

飲食店の器は
一点物じゃないだけに
失敗覚悟で何枚か
チャレンジさせてもらってます…。

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陶器の修理費用…いくらですか?

インターネット動画や弊社ホームページにて

ご紹介している陶器の修理

当初は職人さんにお願いをしておりましたが、

修理方法を教えて頂き、

見様見真似で修理練習する事2年

試行錯誤しながらいろんな物を修理してきました。

お金をいただく以上、〝素人だから…〟という

言い訳は当然通用は致しません。

当然、当初は上手く仕上がらず失敗した事も…。

少しづつ改善しながら、

今では一般の方からも修理のご依頼を頂き、

会社の方にお持ちいただく方も増えて参りました。

仕上がりも気になるところですが、

費用はいくらぐらいかかるのか?

このポイントが気にかかるのではと…

欠けや割れの状況にもよりますが、

弊社では黒漆での修理800円

金継ぎまでの修理1,200円にて

修理させて頂いております。

もし、欠けてしまったり割れてしまったら

ご参考の上ご検討頂ければと思います。

 

陶器修理(金継修理)のバリエーション

陶器修理(金継修理)のバリエーション

本来の金継は漆を使い、割れ・欠けの部分を修理し、

継ぎ目の部分を蒔絵師により金粉をまいて仕上げるというのが一般的です。

ただ、その場合費用も高く修理期間も一か月近くなるというのが通常です。
そこで弊社では、修理期間の短縮と修理費用を抑える為に
塗料にて修理を行っております。
一般的な金継(漆・本金粉)にて仕上げた物の画像

 

 

塗料で補修後銀粉を混ぜた塗料にて補修した物の画像

 

 

塗料で補修した後白い塗料にて補修した物の画像

(今回は修理部分が分かるようあえて白で修理致しました。
本来であれば調色したピンク系の塗料にて修理致します。
※一緒な色にはなりませんのでご理解下さい。)

 

 

費用的には通常の金継(漆・本金粉)仕上げ・・・1,000~1,500円

塗料補修・銀粉修理・・・500円

塗料補修・白塗料修理・・・400円

修理期間は 通常の金継(漆・本金粉)修理期間・・・3週間~1ヶ月
塗料補修 の修理期間期間・・・1週間~10日間 
※塗料修理の場合、色の調整がある程度可能ですので、
修理部分がある程度目立たなくするよう色調整を行い修理する事が可能です。 

陶器の修理のご紹介

末広漆器ではお客様の大切な陶器の器の

金継ぎ修理を承っております!

欠け・ヒビが入り、

お客様にお出しする器として使用できない…

別注品なので追加補充ができない…

高価な器だけに捨てる事ができない…

などなど。

業務用としてお使い頂いていれば、

どうしても陶器の割れ、欠け、ヒビは

つきものです!

そんなお悩みを少しでも

解消させて頂くよう

お手頃価格で欠けの金継ぎ修理を

承っております。

弊社ホームページでは

修理事例等をご紹介しております。

https://yukiya-suehiro.com/pottery-repair_index.html

費用は欠けや割れの具合にもよりますが、

軽微な欠けの場合…

一ヶ所あたり

1,200円〜1,500円となります。

(割れの場合は貼り合わせ作業が必要となりますので、状態により価格が変わります。)

作業工程の一部を動画にて

ご紹介させて頂きますので

ご参考にしてみて下さい!

◼️ サビ修理後の研磨作業

(修理部分の凹凸をフラットな状態にします)

◼️ 研磨作業後の金継ぎ作業

(修理した部分に漆を塗っていきます)

◼️ 漆を塗った後の本金粉蒔き作業

(漆を塗った部分に本金粉を蒔いていきます)

◼️ 完成

(漆が硬化し金粉が定着したら完成です)

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修理事例No. 20・・・陶器 楕円皿 金継修理事例

修理のご要望

陶器のお皿の一部が欠けている状態です。金継にて綺麗に修理できませんかとのご依頼を頂きました。

 

修理前の状態 : 縁の部分が欠けて凹ができている状態です。

修理内容について

割れた部分の凹をサビ漆にて平らな状態に致します。

その後、修理部分の表面を研磨し平らにした後黒漆にて部分塗りを施し、

最後に蒔絵にて金継を施しました。

■サビ漆と黒漆にて凹みを修理

■仕込みを修理した後に蒔絵にて金継加工

修理期間 : 約 20日

費用 : 1,800円/1箇所

摘要 : 欠け部分の大きいものやヒビが入った物は修理対象外となります。

修理事例No. 11・・・陶器の焼き直し修理事例(動画)

■焼き直し修理の違いを動画でご確認下さい。

http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case011.html

修理のご要望 : 陶器に汚れが浸み込みところどころ黒っぽくなってシミ状になって汚く見えるので綺麗にならないか・・・とのご相談

修理前の状態 : 釉薬のヒビから浸み込みが起こり、陶器全体の色がくすみ変色してきています。
部分的にゴマ粒上の黒ずみも確認できます。

修理内容について : 焼窯で陶器を焼き直しし、陶器に浸み込んだ汚れを燃焼させることで綺麗さを回復させます。

修理期間 : 約 2週間

費用 : その時の汚れ具合によります

サイズ : φ90×100 /mm

※その他の修理事例はこちらから・・・http://yukiya-suehiro.com/crockeryrepair-case_index.html