一度言えば分かる…は嘘。

一度言えば分かる…

注意や叱責すると、

必ずこんな言葉を言われますが、

私は〝嘘〟だと思っております。

言い換えるならば、

口で言っても分からないから

何回も言ってんでしょ!

ペナルティーを課すんでしょ!

 

言われて分かるのは、

注意や叱責され不愉快になったという事だけ…

その注意や叱責の真意なんて全然伝わっていない。

だからまた同じ失敗を繰り返す。

そう…一度言って分かるようなら、

誰も苦労はしませんよね。

 

本来、社員教育は

技能向上の為に行うべきなのに、

何故か人間教育に重きをおく傾向がある。

それはいかに

モラルや常識が低下しているか…

という事に他ならない。

 

一度ではなく何度も何度も同じ事を言い続けて

それでも伝わるのは半分ぐらいかなぁ…

一度言えば分かってくれるのなら

経営者にとってどれだけ楽か。

今やろうと思っていた…は、場当たり的な言い訳

今、やろうと思ってした…

時々見かける言い訳のパターン。
じゃ、さっさとやれよ!
やらねーから言ってんだろーが!
そぅ…〝今やろうと…〟なんて事は
ありえません。
それは都合のいい言い訳に過ぎません。
〝今すぐやります!〟と言われれば
〝忘れていたのか?〟という不信感は抱きつつも
我慢はできます。
でも、〝今やろうと…〟って言われれば、
絶対〝嘘〟やろ!って、
不信感と嫌悪感が増す事に。
頼まれ事は〝すぐにやる!〟を心がける。
すぐにできないのなら〝忘れない対策〟をする。
とっても大事な事です!
社内の人間関係やお客様との信頼関係は
当たり前の事を直ぐにやる!
こんな簡単で単純な事だと私は思います。

そこまで言わなくても…それぐらい言われなきゃ!

そこまで言わなくてもいいんじゃない…?

チョットしたミスで叱責されると、
そんな事を心で思っていませんか…?
おまけにムッとした態度で腹をたてる。
いえいえ。
間違った貴方にとってはチョットしたミスでも、
それに関わる他の方には
大迷惑となる事があります。
例えば…
商品の発送を依頼し、○○日迄に□□営業所へ
そぅ依頼をしておいた品物が届かない。
出し忘れ。発送先の間違い。手配ミス。
原因はいろいろあろうかと思いますが、
チョットした発送ミスのせいで、
商品引き取りにわざわざ行った労力も無駄。
その商品を持参して商談する予定もキャンセル。
せっかく時間をつくって頂いたお客様にも
迷惑をかけ信用を無くす事に。
そぅ…貴方にとってはチョットしたミス。
でも、
そのミスで大迷惑を被っている方がいる事を
念頭において仕事をしないと…。
ミスにチョットはない!事を
強く自覚すべきだと私は思います。
そこまで言わなくても…
そこまで言っても足らないぐらいです!
それぐらいの自覚と責任感で
取り組んでもらわないと!
迷惑を被った方にしてみれば。
当然の感情だと…。
パワハラだ!モラハラだ!って騒ぐ前に、
自分が迷惑をかけた責任と自覚をもつべき。

忘れない努力ではなく工夫を・・・

仕事をしていたり日常生活をしていると

頼まれ事を忘れてトラブったり困った経験をされた事があると思います。

 

〝忘れない努力をしろ!〟と叱責しても治らない。

 

当然です!

人間ってもともと物忘れをする生き物なんですから・・・

じゃどうすれば、

〝忘れない努力ではなく工夫をすべき〟と私は思っております。

 

言われた事を一覧に書き出し処理したことから消していく。

言われたら直ぐにとりかかる。

など人それぞれやり方はあると思いますが、

結果は言われたことをちゃんとやるか否か。

 

信用できる相手か否か・・・

それは〝頼まれ事をちゃんとやるか否か〟って事です。

成果を出したかどうかの信用信頼は、

先ずやるべきことをやってからの話です。

 

ま、大前提は本人が〝ちゃんとやろう!〟という責任感からなんですけどね・・・。

仕事に対するオンとオフ。

今年は特に長期のお休みが多い年ですね。

本当なら〝ゆっくりと身体を休めて…〟

なんて心の片隅では思いつつも、

結局蓋を開けてみれば、

毎日のように会社に行き、

商談の為に県外にまで出張しておりました。

 

仕事のオンとオフを切り替えて…

確かコマーシャルで

〝やる気スイッチ〟なんて事を言っておりましたが、

そんなに簡単に切り替えができたら

どれだけ楽でしょうね…。

 

ま、正直なところ、

オンとオフの切り替えが上手くできずに

Workaholicになってる方も多いのでは…。

特に小零細の経営者の方は。

 

仕事を忘れ休めるという事は幸せな事です…

反面、

仕事を忘れられるたいう事は

仕事に対する想い入れや責任が薄いとも言えます。

 

〝経営に携わっていないから…〟

 

そぅ…忘れられるか否かはその点に尽きると思います。

特に順風満帆じゃない会社や

課題を抱えている経営者であれば尚更です。

 

ま、Workaholicの私にとっては

仕事が趣味みたいなものですから

仕事しながら遊んでいるような感覚なんですけどね…。

 

〝経営者者なら24時間365日仕事して下さい!〟

 

数年前に尊敬する方から言われた一言

私のやる気スイッチはこの一言で

フルタイムON状態になっちゃったんですけどね!

でもね…経営者ならオフにはせず、

オンの強弱のつけ方を身につけるべきかと

私は思ってるんですけどね…。

忙しいから!って…それ本当?

忙しいから!って、

いつも口癖ように言う人って周りに居ませんか?

注意深くチョット観察してみると、

共通する事が分かってきました…。

それってなに…?

簡単な事です!

処理能力が低いくせにとりかかるのが遅い!

簡単に言うと、

直ぐにかからず後回しにするって事です。

 

直ぐに取りかかれば時間的にも余裕ができ、

それなりに質の高い対処や処理となるのに、

後回しにするものですから、

付け焼き刃的取り繕った処理や対応しかできない…

そして、この言い訳として言うのが

〝忙しかっかたら…〟

 

いやいやいや。

忙しいんじゃなくって段取りが悪いだけでしょ!

忙しいんじゃなくってとりかかるかが遅いだけでしょ!

他人は見てます。

あなたが本当に忙しいのか言い訳に過ぎないのかを…。

 

一生懸命は都合のいい言い訳です。

よく見かけるやり取りで…

一生懸命やりました!
一生懸命はやってます!
そんな言葉を耳にします。
特に、
満足する結果が得られなかった時に限って、
〝一生懸命〟って言葉が出るようです。
あのね…
一生懸命やったかどうかなんて、
誰も分かんないんですよ…。
一生懸命やってるかどうかなんて、
誰も分かんないんですよ…。
要は、結果でしか評価はされないし、
結果が出たからこそ、
〝一生懸命〟やったんだね!って、
評価されるだけなんですよ…。
だから…
一生懸命って言葉は自分が使うんじゃなくって、
相手が評価する為に使う言葉なんです。
本当は!
第一、一生懸命なんて言っても、
人それぞれ一生懸命の度合いは違いますからね。
ま、よくよくやり取りの会話を聞いていると…
結局は、
言い訳に使う便利な言葉!なだけなような
気がします。

半年の努力と労をねぎらって…

今日は弊社の賞与日

半年の努力と労をねぎらって、

社員さん一人一人に手渡しさせて頂いております。

中小企業を取り巻く

経済状態も雇用状態も業界の状態も

決していい状態ではありませんが、

それでも、

何が大事で必要か!を言い続けながら

社員一同社業に勤しむ日々です。

 

ま、何はともあれ賞与がお渡しできた事に

ひと安心です。

さぁ…年末に向け頑張りますか!

いつもの事しか人はできない。

人目がある時だけ頑張る!

ある状況の時だけ一生懸命!

こんな人周りにいませんか…

 

出張で会社を留守がちな私が

社員に向け常々言っている言葉があります。

〝いつもやっているからこそ常にできる。

いつもやっていない事は急にはできない。

だから、

いかなる場合もやっていないといけない〟

 

チョット抽象的な表現ですが、

常日頃の行動と違う事をいきなりやってみても、

継続もできないし間違いも起こるって事です。

ハッキリ言えば

〝メッキは剥がれる!〟って事です。

 

やるべき事、やらなきゃいけない事、

常日頃からの思考、行動が

自分の能力であり評価であり全てです。

その場を上手く対処したと自分では思っていても、

実は全てが見透かされている事を自覚すべきです。

他人には理解されない…

え?なんで…

他人から見ると〝なんでそんなことするの…〟

って事多々有りますよね。

そぅ、全ては自分のモノサシで計っているから

分からないんです!

理解できないんです!

やっている人には〝それなりの計算〟があり、

置かれている状況があるのです。

それは目に見えない部分だけに他人には理解できません。

 

なんでそんな事…

そう思った時は、その見えない部分を見ようと

努力して下さい!

そこにきっと経営のヒントが隠されているものです…。