原点回帰は後退ではありません・・・

ああやったら…こうやったら…

いろんなやり方や考え方を試してみますが、

結局原点回帰してしまうことってありませんか?

効率性、効果性を求め試行錯誤する事は大事な事です!

でも、今までやってきた事にも理がある事を理解する…

そぅ、基本となる部分は変えない事を念頭において改善しないと、

変える事が目的になってしまうと、

今まで上手くいっていたことまでも

ギクシャクしてしまう。

目的は不都合な部分の改善であり、

現状よりより良い効率性の向上!

変えることが目的ではない事を念頭におくべき。

 

迷ったり、目的・目標を見失った時は、

まず原点回帰して〝なぜ始めたのか…何を変えようとしたのか…〟を

再検証するべきだと私は思います。

 

原点回帰は後退ではなく見直しですから…。

自分の会社の一番の強みは…

自分の会社の

一番のセールスポイントはなんでしょうか…

そぅ問われた時にすぐに答えることができますか?

 

技術力、知識力、企画力、営業力、デザイン力、

対応力、レスポンス…

なんでもいいんです!

大事な事はそのセールスポイントを

深掘りしているか否かという事。

誰にも負けない!という自負がある事だと!

これは会社に限らず個人にも当てはまるものと・・・。

 

広く浅くもバランスの観点からすれば大事ですが、

AI化していくこれからの世の中〝これだけは!〟という強みは

絶対に必要な事だと私は思います。

だいたいの知識や情報は

瞬時にネットで検索出来てしまう時代なんですから。

 

オールラウンドプレイヤーは便利ですが、

〝ここぞ!〟という時の切り札にはなれません!

〝ここぞ!〟で必要とされる会社づくりと人づくり…

皆さんの会社には〝ここぞ!〟はありますか?

頼むと頼るは似て非なるものです

合理的そして迅速に物事をすすめる為に、

仕事の一部を他人に頼む事と、

仕事を丸投げして自分の仕事を

他人に代行して貰う為に頼る事は

全く違います!

 

〝そんなんどっちも一緒な事や!〟

確かに他人に依頼をするという事からすれば同じです

ただ、

頼む事と頼る事の大きな違いは、

〝すべての責は自分にある!〟

という点の覚悟の問題ではないかと…

 

時に頼り依頼した事案でトラブルが生じた時、

その責任までも依頼された人のせいにする…

確かに失敗したのはその人かもしれません。

でも、頼った方にも責任は大いにあると私は思います。

 

後になって文句を言う…

だったら頼らず自分がやればいい!

そんな事を思うと、

頼むのと頼るのは似て非なるものだと私は思います。

 

雇用環境改善は会社の大事なポイントに

求人条件・雇用環境が大きく変化していく中で、

〝求人しても応募がない!〟というのは大問題です。

それは・・・求職者の要求と会社の雇用条件・雇用環境が

ミスマッチングしているという事です。

 

安易に休みを増やせばいい・・・

安易に給与を引き上げればいい・・・

そういう事だけじゃないと私は思います。

 

そんな売り手市場の〝今〟を知って、

社内の雇用環境づくりに取り組んでいかなければなりません。

明日から一気に変える事ができない事だけに、

中長期的に変化・改善をしていく事は、

企業継続の重要ポイントだと私は思います。

 

外国人労働者の売れ入れ・働き方関連法に基づく罰則強化

残業規制に有給取得と〝雇用〟を取り巻く環境は大きく変化する中で、

会社の改善改革の遅れは会社継続の命取りになりかねません。

 

安請け合いのリスク

なんとかしてあげなきゃ…

無理すればどうにか…

困っているお客様のご要望にお答えしたい!

そんな気持ちからお引き受けしたお仕事で、

結果的にトラブルになってしまう…

そんな経験はありませんか?

 

確かに心情的・人情的にはどうにかしてあげたい!と思っても、

物理的に無理をすれば結果として、

大きなトラブルになる。

無理をするって事は…それだけで大きなリスクである事を

引き受け側は理解すべきだと私は思います。

 

納期であれ品質であれ、〝失敗のリスク〟も考慮しておかないと、

何もなく仕上がれば御の字ですが、

失敗ややり直しが発生するのは常と心得るべき。

そう考えれば、そぅやすやすと安請け合いはできない…

 

〝安請け合いは自分を苦しめる〟

 

できない事はできないとハッキリと伝える…

それは結果として依頼者のメリットにもなると私は考えております。

売上無くして経営戦略無し・・・心に残る言葉

日頃お世話になっている

会計事務所の先生に言われた言葉です。

10年以上も前に言われた言葉ですが、

今でも私の心の中に残る強烈な言葉です。

 

〝机上の空論〟と言われるように、

理想とされる数字の羅列を書いた

売上計画や経営計画は誰にでもかけます…。

本当に大事なのは、

その目標を如何に具現化し達成するかという事。

人の問題、時間の問題、設備投資の問題、組織の問題…

そぅ…具現化し達成する為には、

会社全体の取り組みを事細かに計画する必要があります。

 

理想や空想、夢や願望は誰にもあります。

個人レベルであれば

〝なったらいいな…〟でいいとは思いますが、

会社がそれでは存続の危機に直結してしまいます。

 

〝売上なくして経営戦略なし〟

 

私の甘い経営に対する戒めの言葉として

今も胸に残る言葉です。

〝ここまで〟を決めて取り組む

今日はことまでやるぞ!

今週はこれだけ仕上げるぞ!

今月は…

そぅ。日々のお仕事で今日はこれだけは!

と決めてお仕事されているものと思います。

決めた以上は何が何でも…

 

そうなんです。

決めると言うことはキツイことですし辛いことなんです。

でも、言い換えれば結果も出しやすいと言うことです。

反対に1日の目標も決めずに仕事をする。

できたらできただけ…それって凄く楽ですよね。

だって目標を決めてないんですから

達成も評価も反省も何もないんですから…

ま、当然のことながら結果も出ません。

 

そのくせ言う言葉は決まって…一生懸命。

 

いやいや。仕事する上で一生懸命は当たり前でしょ!

まして、一生懸命やってその結果?って

言われてしまうことも…。

何事においても〝ここまで!〟を決めることって

本当に大切なことだと私は思います。

見直し・評価・反省・・・

全ては〝ここまで〟を決める事から始まるものと。

なぜ・・・?を常に考えて仕事をする。

指示待ち人間。言われた事しかしない人間。

それが悪いわけでもありませんが、

日々仕事をする中で〝なぜ・・・?〟を意識する。

 

仕事ってシチュエーションが違っても、

だいたい同じような事の繰り返し。

経験値というんでしょうか、応用力というんでしょうか、

過去の経験値を生かして仕事をする人間と

常に指示や言われた事のみしかできない人間の違いって、

〝なぜ・・・?〟を意識して仕事をしているか否かだと私は思っているんです。

 

じゃ・・・この〝なぜ・・・?〟ってなんでしょうか?

それは興味や好奇心だと思うんです。

仕事に対して興味や好奇心がないと、

只々苦痛な作業の連続にしか過ぎず、

自分から創意工夫とする意識も気力も湧かないものと・・・

 

もっと工夫しろ!  もっと考えろ!  何べん言えば分かるんや!

 

何べん言っても、何回経験しても無理なんです。

本人が〝なぜ・・・?〟という興味や好奇心をもたない限りは・・・

そんな観点から仕事屋作業の仕組みを考えてみてはいかがでしょうか。

楽をしたいなら経営者をやめなさい!

昨日の東京出張の際に参加させていただきました

中小企業家同友会の全国会議

その会場にて販売されていた一冊の本を購入した際に、

〝サインしましょうか・・・〟とお声がけをいただき振り返ると、

そこには鋤柄第7代中小企業家同友会会長様が・・・

ラッキー!って事で早速サインを頂いちゃいました。

〝経営者を叱る〟・・・なんとも興味をそそられるタイトルです。

 

しっかり読み込んで参考にさせて頂きたいと思います。

〝学んで実践し続けてこそ〟

そぅ・・・これが中小企業家同友会の神髄です。

実践しなければ絵に描いた餅に過ぎません・・・

やってるのか!っていわれると・・・できてないですね。

その上に強烈な一言!

しかも〝いますぐに!〟

やめなくていいように楽せずしっかり頑張ります。

〝努力〟という言葉は自己満足にすぎない・・・

努力は裏切らない!とよく言われます。

私もその通りだと思います。

でも、努力しても結果に必ず結びつく

という訳ではありません。

なぜでしょうか…

それは努力の意味とポイントが間違っているからだと

私は思っております。

誰しも一生懸命に努力していると思います。

でも結果が出ない…

努力していない訳ではないのに、

思った結果に結びつかない…

そんな時は間違った

思い込みによる努力をしているものと!

でも、反対もまた真なりです!

結果に結びつくない努力は努力ではない。

〝下手な考え休むに似たり〟に似ていると思います。

努力する事に満足する事なく、

結果を出す事に満足できるよう

意識したいものです。

努力に満足するのはただ単なる

自己満足にしか過ぎませんから…。