他人から学ぶ・・・

日々仕事や私生活の中で、

他人がやっている事にチョットだけ注視してみると、

案外、〝どうなの?〟っていう行動をしている事に気づきます。

当の本人は良かれと思ってやってるんでしょうが、

他人からみれば〝こうやった方が…〟って思う事も・・・

 

それを言ってもらえれば幸せな事で、

大概は波風立てないように言わないのが普通。

〝人のふり見て我がふり直せ〟の諺のとおり、

言ってもらえないからこそ他人の思考・行動から学ぶ。

 

他人の言動から学ぶ事は、

実際の経験から得られた

〝反面教師〟的学びだと私は思います。

原点回帰は後退ではありません・・・

ああやったら…こうやったら…

いろんなやり方や考え方を試してみますが、

結局原点回帰してしまうことってありませんか?

効率性、効果性を求め試行錯誤する事は大事な事です!

でも、今までやってきた事にも理がある事を理解する…

そぅ、基本となる部分は変えない事を念頭において改善しないと、

変える事が目的になってしまうと、

今まで上手くいっていたことまでも

ギクシャクしてしまう。

目的は不都合な部分の改善であり、

現状よりより良い効率性の向上!

変えることが目的ではない事を念頭におくべき。

 

迷ったり、目的・目標を見失った時は、

まず原点回帰して〝なぜ始めたのか…何を変えようとしたのか…〟を

再検証するべきだと私は思います。

 

原点回帰は後退ではなく見直しですから…。

頼むと頼るは似て非なるものです

合理的そして迅速に物事をすすめる為に、

仕事の一部を他人に頼む事と、

仕事を丸投げして自分の仕事を

他人に代行して貰う為に頼る事は

全く違います!

 

〝そんなんどっちも一緒な事や!〟

確かに他人に依頼をするという事からすれば同じです

ただ、

頼む事と頼る事の大きな違いは、

〝すべての責は自分にある!〟

という点の覚悟の問題ではないかと…

 

時に頼り依頼した事案でトラブルが生じた時、

その責任までも依頼された人のせいにする…

確かに失敗したのはその人かもしれません。

でも、頼った方にも責任は大いにあると私は思います。

 

後になって文句を言う…

だったら頼らず自分がやればいい!

そんな事を思うと、

頼むのと頼るのは似て非なるものだと私は思います。

 

安請け合いのリスク

なんとかしてあげなきゃ…

無理すればどうにか…

困っているお客様のご要望にお答えしたい!

そんな気持ちからお引き受けしたお仕事で、

結果的にトラブルになってしまう…

そんな経験はありませんか?

 

確かに心情的・人情的にはどうにかしてあげたい!と思っても、

物理的に無理をすれば結果として、

大きなトラブルになる。

無理をするって事は…それだけで大きなリスクである事を

引き受け側は理解すべきだと私は思います。

 

納期であれ品質であれ、〝失敗のリスク〟も考慮しておかないと、

何もなく仕上がれば御の字ですが、

失敗ややり直しが発生するのは常と心得るべき。

そう考えれば、そぅやすやすと安請け合いはできない…

 

〝安請け合いは自分を苦しめる〟

 

できない事はできないとハッキリと伝える…

それは結果として依頼者のメリットにもなると私は考えております。

〝ここまで〟を決めて取り組む

今日はことまでやるぞ!

今週はこれだけ仕上げるぞ!

今月は…

そぅ。日々のお仕事で今日はこれだけは!

と決めてお仕事されているものと思います。

決めた以上は何が何でも…

 

そうなんです。

決めると言うことはキツイことですし辛いことなんです。

でも、言い換えれば結果も出しやすいと言うことです。

反対に1日の目標も決めずに仕事をする。

できたらできただけ…それって凄く楽ですよね。

だって目標を決めてないんですから

達成も評価も反省も何もないんですから…

ま、当然のことながら結果も出ません。

 

そのくせ言う言葉は決まって…一生懸命。

 

いやいや。仕事する上で一生懸命は当たり前でしょ!

まして、一生懸命やってその結果?って

言われてしまうことも…。

何事においても〝ここまで!〟を決めることって

本当に大切なことだと私は思います。

見直し・評価・反省・・・

全ては〝ここまで〟を決める事から始まるものと。

〝努力〟という言葉は自己満足にすぎない・・・

努力は裏切らない!とよく言われます。

私もその通りだと思います。

でも、努力しても結果に必ず結びつく

という訳ではありません。

なぜでしょうか…

それは努力の意味とポイントが間違っているからだと

私は思っております。

誰しも一生懸命に努力していると思います。

でも結果が出ない…

努力していない訳ではないのに、

思った結果に結びつかない…

そんな時は間違った

思い込みによる努力をしているものと!

でも、反対もまた真なりです!

結果に結びつくない努力は努力ではない。

〝下手な考え休むに似たり〟に似ていると思います。

努力する事に満足する事なく、

結果を出す事に満足できるよう

意識したいものです。

努力に満足するのはただ単なる

自己満足にしか過ぎませんから…。

 

〝やめればいい〟言われても、やめない理由

嫌だったらやらなくていい。

嫌ならやめたっていい。

 

時々、なんで俺ばっかり!って

やりきれない思いや状況に追い込まれる時がある。

そんな時に自分自身に

〝じゃ…やめれば〟って自問自答してみる。

別に強制されているわけじゃないし、

無理やりやらされているわけでもない。

 

じゃ…なぜやめないのか。

私はこう思うんです。

 

〝自分で選んだ事だから途中で投げ出したくない〟

 

そんな責任感と恐失感とプライドから

投げ出せないのだと。

 

やめられたらどれだけ楽だろう…

投げ出したらどれだけ楽だろう…

でも、いざとなると

やめる勇気も投げ出す勇気もないのも事実。

 

結局のところ、

どれだけ愚痴を言ってみたって、

結局はやるしかない責任感、

投げ出さない事の大事さを、

誰しも過去の経験から

分かっているって事だと私は思います。

 

〝つらいのは自分だけじゃない〟

 

本当は誰しも分かっていて、

たまに愚痴や弱音を吐いているのかもしれません。

ガス抜きをするように・・・

経営者の頭の中は・・・365日24時間営業でちょうどいい

どうすればもっと早くできるだろう…

どうすれば不良率を低下できるだろう…

この季節…社員全員が何らかのかたちで携わる仕事において、

常に考えるのが生産効率。

 

年間を通して携わる仕事であれば、

それなりの経験値と感が養われてくるのですが、

季節的に受注する大口の仕事に対しては、

ほぼほぼ経験値ゼロの社員が、

指示に従い見様見真似での作業となります。

そんな状況の中で最も注意をしている事が…不良率を抑える事。

 

〝失敗しない方法はないか…〟そんな事を考えながら

試行錯誤の繰り返しながらの

ベストとは言えないベターな作業を繰り返しております。

 

納期に追われだしてきている日々。

日々夢の中にまで出てくる始末…

きっと脳も汗をかいてんだろうなぁ〜って思います。

今やろうと思っていたのに・・・

今やろうと思っていたのに…

言うんだもんなぁ…。

一昔前に流行った懐かしいフレーズ。

確かに、〝今やろうと思っていた…〟

と言うこともあるでしょう…!

でも、言われる前にやる!って言うことが、

とっても大事な事です。

言われたからやるのと、

言われる前にやるのとでは、

人の評価は雲泥の差です。

なぜか…

やろうと思ってたなんて事は、

本人以外誰も知らない事だからです。

別の言い方をするならば、

本当にやろうと思ってたか否かなんて、

誰もわからないって事です。

 

〝俺もそぅ思ってた…〟なんて

後付けで同意する人がいますが、

それと真意は誰にも分からない…

ま、はっきり言うなら、

良かれと思う方にあと乗っかりしたに

過ぎないと言う事です。

 

良いにしろ悪いにしろ、

自分の意見や意思は後付けではなく、

最初に意思表示をすべきと私は思います。

 

人育てのベースは本人の自覚から

仕事が増えてくるとどうしても起こる生産性の問題。

機械で24時間計算生産できる仕事だけじゃないだけに、

最終的に頼るところは〝人の力〟

担当として一人増え二人増えと徐々に携わる人員をやして来ましたが、

それでも受注量と生産力のバランスには課題が生じる。

〝こうやってやるんやで・・・〟って言葉でレクチャーしても、

結局のところ経験を積ませる事でしか育てる事が出来ない・・・

事務的な部分はある程度システムとマニュアルで育てる事が容易なのですが、

こと〝ものづくり〟の作業となるとなかなかシステムやマニュアルでは難しい。

まして、手工業の〝感・勘〟の部分は特に。

 

◯◯さん手伝ってください !  と言われればお手伝いはできるものと、

でも、それは雑用レベルでの手伝いまでで、

作業の一員として組み込むには難しい・・・

それでも、手が足りない状況の中におかれていると、

〝私もやってみましょうか・・・〟と自ら作業に挑戦しようとする人が現れる。

そぅ・・・それは人を育てたのではなく、

自らの意思で育とうとしている ! と嬉しく感じる時です。

当然、簡単なレクチャーで作業にチャレンジするんですから、

失敗は覚悟しなきゃならないですがね・・・。

 

今年もまた二人、作業の遅れを懸念して作業要員に加わってくれました。

そうやって新規事業の取り組み人員も6名以上に !

人が育つ、人を育てるって事は本当に地道で忍耐のいる事ですね。