失敗の連続から得られるコツ。

新しい取り組みは失敗の連続!

当然といえば当然…

だって経験値を基に手探りで試行錯誤して

マニュアルを作ってる段階なのですから、

思いもよらない課題が次から次へと

生じてきます。

一つづつ丁寧に解決・対処していく中で、

〝コツ〟みたいな経験値も構築させていきます。

マニュアルと違い、コツは十人十色…

そぅ…それこそ如何に効率良くするには!

という試行錯誤から生み出されるものです。

ある意味生産するための理屈みたいなものでしょうか…。

失敗から学ぶ!

それは失敗しない為のハウツウだけではなく

コツをつかむ為の学びてもあると

私は思っております。

 

ま、失敗は極力しないに越したことはありませんけど…。

 

公私のけじめ

仕事をしていますと、

仕事関係先との間に、

微妙な〝馴れ合い感〟が生じます。

その典型的な一例が〝言葉遣い〟

 

確かにフレンドリーな関係をきづく事は

仕事を円滑に行う為に必要な事です。

でも、それが馴れ合いになると、

仕事に対する緊張感がなくなり、

しいてはトラブルや失敗につながるものと。

 

一線を引くと、

よそよそしいか感じるかもしれませんが、

それは溝をつくるのではなく、

適度な距離感と緊張感を持続させる為です。

仕事においての関係は、

知り合いや友達という関係の延長ではなく、

公私のけじめを自分でつけて、

付き合うことを心がけたいものです。

 

当たり前!という勘違い。

当たり前!と思っている恩恵は、

時として、他人の好意、善意、犠牲、努力

の上に成り立っている事が多い。

言いかえるならば、

誰かのおかげで恩恵を受けられている!

という事です。

 

時にその恩恵を当たり前と勘違いをする。

いやいやいや…それって

当たり前じゃないですから!

そして、更に大きな勘違いは、

その恩恵の継続は受け手側ではなく

与えている方にある事の認識です。

やめるも続けるも

恩恵を与えている方の気持ち一つ…

という事です。

 

物事がスムーズにいっている事が

当たり前と勘違いをするのではなく、

そのにはきっと誰かの

好意と善意と犠牲と努力がある事を

認識しきし感謝をすべきだと

私は思います。

 

対等なwin-winの関係はありません。

双方にメリット…みたいな事も

理想的妄想です。

本当のwin-winの関係は、

お互いが当たり前を当たり前と思わず、

謙虚な気持ちと姿勢になるところから

始まるものと私は思います。

 

させてもらっているが、

してやってるにならない為に…。

イベントを終えた後が大事です。

三日間にわたり開催された今年最大で最後のイベント〝RENEW〟が終わり、

山里の街はいつもの静かな街に戻ります。

沢山の方にご来場頂き大盛況だったものと関係者の方々には

産地活性・地域おこしの為に頑張っていただいた事、

ご苦労様でしたと労いと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

越前漆器の里・・・河和田地区も、

少子高齢化が

加速度的にすすむのと比例するように、

漆器従事者の高齢化と減少が進んでおります。

そんな中でのイベントの開催は産地活性化としての期待は高いものと・・・

良かった! 良かった! だけで終わる事なく、

三日間での〝成果〟がいかがなものであったかの検証は

是非していただき次回のイベントに生かしていただきたいです。

 

イベントに参加するには、

経済的余裕・時間的余裕そして肉体的・精神的余裕がないとできません。

週末の三日間とはいえ、

年末という時期的な事を考えると参加企業・個人の負担も大きいものと。

そういう点からも〝イベント参加の意義・目的・目指す先〟をしっかり見据える事は、

会社経営同様とても重要な事だと。

〝金儲け〟が主目的だけではなかなか継続しての参加は難しいですね・・・

すぐに〝費用対効果〟の観点から批評してしまいがちですので。

来場者が何名だったとか、参加企業の売り上げがいくらだったとかだけではなく、

イベントの開催目的や趣旨の達成度合いの検証

更にはイベントの最終目標とする方向性と進捗の検証など、

表層ではなく深層部分の批評を参加企業には周知徹底する事も大事だと。

良い事ばかりではない事は当然です!

クレームやトラブルもつきものです!

だからこそ上手くいかなかった事を公にする強さも必要なものと。

良いところ、上手くいったところだけしか語りたくはないのは

人として当たり前なんですけどね・・・。

 

イベントを継続していくためにも、

上に記した三つの余裕をつくる努力を参加企業・個人は

日々の仕事において意識し年間を通して準備を進めたいものです。

次のイベント参加準備は終わった時から始まるものと!

参加していない私が言うのも何ですが・・・

更なるご発展を期待致しております。

 

 

 

 

実践からこそ得られる

よく理解もしていない事を

さも知っているかのように話す…

いわゆる〝知ったかぶり〟ってやつですね。

知らない人間が知らない人間に話しているうちは、

間違いや矛盾に気がつかれず

調子にのって話す事はできても、

その事に精通したり実践している人からすれば、

〝何言ってるの…〟って

矛盾に突っ込まれる結果に…。

 

どれほど小さな事であっても、

自分が実践して得られた結果は、

大きな意味があります。

それは机上の空論ではなく、

実体験から得られたものは

何物にも変えられない財産です。

それに、その体験から導き出されたものは

事実であり真実です!

例えそれが失敗談であったとしても

重みがあるものだと。

 

だからこそ学ぶだけではなく実践する。

そこに全ての答えがあると

私は思っております。

努力は成果が出て初めて評価される

一生懸命やってます!

精一杯努力してます!

よくそんな言葉で

自分の事を評する事があります。

でも、その言葉に比較がないのです。

〝何と比較しての一生懸命なのでしょうか〟

そぅ…一生懸命や努力なんて、

曖昧な都合の良い詭弁でしかありません!

まして、一生懸命や努力の真意なんて、

本人以外誰にも分からない事ですから…

要は、一生懸命や努力なんていうのは、

〝結果〟に伴う個人の感想に過ぎません。

 

努力は結果に必ず比例します。

 

〝努力が報われない…〟という方が居ますが、

それは努力が報われないのではなく、

やり方が悪かっただけだと私は思います。

 

一生懸命や努力なんて

誰も計り知ることができない言葉で

評するのではなく、

成果を得られた事が評価の全てであると

意識を変えるべきだと私は思います。

 

 

用意周到にて事にあたる

諺にはよく対義する諺があります。

 

急いては事を仕損じる。

慌てると失敗するという意味ですが、

鉄は熱いうちに打て!など、

チャンスを逃さず素早く行動しろ

という事もあります。

早くする…好機を待つ…など、

取り掛かるタイミングは違えども、

共通して言える事は、

〝用意周到〟という事です。

 

〝段取り八分〟と言われるように、

事にかかるまでの準備や仕掛け、

トラブルに対するシュミーレーションなど、

事に取り掛かるまでに

ほぼほぼ結果は予測できてしまいます。

 

反対に〝思いつきのような言動〟が

時として思わぬ事態を招く場合があります!

そんなつもりじゃなかったのに…

そこまで考えていないのに…

そぅ…言った方は何気なく発した言葉でも、

言われた方からすれば

許し難い言動に感じる場合があります。

 

それはなぜか…答えは簡単です!

相手の立場になって言動していないからです。

相手に何かを頼む時は、

少なくとも相手の立場や状況、

これまでの経緯ぐらいは把握する

用意周到さは必要だと思います。

だって、

現状の状況やそれに行きつくまでの経緯は

無視できない事実だからです。

 

〝知らなかった〟で言った方は済ませても、

言われた方は〝知らなかった〟では

済ませられませんから…。

メーカーがメーカーである理由。

メーカーと言えば

〝物が作れる〟というのが

一般的な認識だと思います。

でも、私が思うメーカーとは、

新しいものを生み出すのが

メーカーだと私は思っております。

作れるか否かというのは、

〝作れて当たり前〟であって、

メーカーの最も重要な要素は、

新しいものを生み出す力だと…。

 

〝作るのではなく生み出す。〟

 

メーカーと自負できるか否かは、

その点に重きをおいている

会社だけだと私は思います。

 

迅速な対応…

迅速な対応!と口で言うのは

容易いのですが、

いざ実践となると

なかなか迅速にはいかないものです。

 

以前、行政の窓口に

〝すぐやる課〟なるものが

創設された事が話題になりましたが、

いつの時代でも〝迅速な対応〟は

会社の大きな命題となっております。

そして、この命題は〝これでいい〟という

ボーダーラインがない事で、

更に更にと過剰なまでに求められる。

 

そぅ…〝迅速〟とはどこまでを言うのか?

 

早いに越したことはありませんが、

物理的にできる限界っていうのもあります。

まして、依頼した方と依頼された方とでは、

時間的な感覚も違ってきます。

正解も間違いもない前提で、

如何にスムーズに対処していくか…

SNSが浸透し当たり前となった

世の中において対応のスピーディさは、

ビジネスチャンスを生かす

大きなポイントである事は間違いありません

 

迅速か否かは自分感覚ではなく、

お客様感覚でいなければならないと

感じる昨今です。

 

大きな目標より小さな目標の連続を。

ギスギス…イライラ…

仕事をして入れば状況によって

そんな時もあります。

 

じゃぁどうして

ギスギス・イライラするのでしょうか?

私は〝先が見えないから〟だと思っております。

 

ここまですれば。これができれば。

そぅゴール設定が見えれば

人って頑張れるものと…

反対にゴールが見えないと

不安になり苛立ちがつのるものと。

だからこそ、

最終ゴールではなく、

中間ゴールを何個も設定する。

 

一見不効率なやり方ですが、

でも案外効果的なんです。

ちょっと頑張ればクリヤーできそうな目標。

その連続で最終目標を目指す!

人ってなかなかモチベーションを維持できませんから。

小さな達成感を味あわせる連続が

中小零細企業のやり方だと私は考えております。

 

だって、経営者を筆頭に、優秀な人材の集合体じゃないんですから…。

こんなこと言ってちゃなんなんですけど。